2010年09月01日
【感想】リバース 石田衣良
どうして、わたしたちってこんなふうに話があうのかな―。互いに性別を偽ったまま、千晶と秀紀は、ネット上で深く心を通わせるようになるが…。年齢や性別といった現実な枠を取り払ったところに生まれる関係を鮮やかに描き出す、全く新しい恋愛小説。
比較的早い時期からネットとのお付き合いを始めたワタシ。
最近は、こうやってブログを書くぐらいで全くおとなしいものの(笑)、それこそパソコン通信(ニフティサーブ!)の時代には、さまざまな人々と数限りないメッセージ交換をしてきたものである。
男性とも、女性とも、そして、ネットおかま とも、ね。
ワタシ自身は性別を偽ったことはないが、そういうのもアリだろうな、というのは理解できるつもり。
そして、ネットを通じたコミュニケーションが、得てして他の手段よりも濃密なものだったりする、ということも同様だ。
本作品は、ここらへんの雰囲気をよく汲み取っている小説だなあ、というのが一番の感想かな。
しかも、もともとはネット上で連載されていたというのだから恐れ入る。
ハッピーエンドにせんがためか、ちょっと最後はうまくまとめ過ぎているきらいがあるが、スッキリ爽やかな読後感、さすがは石田衣良ってとこか。
あ、恋愛小説でありながら、Hなシーンは出てきませんので、念のため。(笑)
比較的早い時期からネットとのお付き合いを始めたワタシ。
最近は、こうやってブログを書くぐらいで全くおとなしいものの(笑)、それこそパソコン通信(ニフティサーブ!)の時代には、さまざまな人々と数限りないメッセージ交換をしてきたものである。
男性とも、女性とも、そして、ネットおかま とも、ね。
ワタシ自身は性別を偽ったことはないが、そういうのもアリだろうな、というのは理解できるつもり。
そして、ネットを通じたコミュニケーションが、得てして他の手段よりも濃密なものだったりする、ということも同様だ。
本作品は、ここらへんの雰囲気をよく汲み取っている小説だなあ、というのが一番の感想かな。
しかも、もともとはネット上で連載されていたというのだから恐れ入る。
ハッピーエンドにせんがためか、ちょっと最後はうまくまとめ過ぎているきらいがあるが、スッキリ爽やかな読後感、さすがは石田衣良ってとこか。
あ、恋愛小説でありながら、Hなシーンは出てきませんので、念のため。(笑)
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