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口ほどにもない奴 ANNEX 【おことわり】管理人が不適当と思うコメントやトラックバックは予告なく削除します。ご了承ください。

きりう
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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ─アウトサイダーの時代 / 城繁幸

著者の公式ブログは、なんとDoblogだったりする。
ブックマークさせてもらっており、更新されれば必ず読んでいる。
人事を経験したことのあるきりうにとっては、大変興味深いテーマを扱い続けているからだ。

で、その著者の最新刊がこの新書。
ブログでも、全国紙の書評にはまず載らないだろう、と書いておられるが、そう思うのも無理はない、という内容である(ただし、その後、いくつか載ったけどね)。

きりう的感想としては、まさにここで書かれた「昭和的価値観」にひざを打つ思い。
これこそが会社に入って感じた違和感、人事部に異動して感じた違和感の正体だったのだ。
ところが、いつの間にか「そういうもの」として受け入れ、今では昭和的価値観のレールの上。
転職も難しい年齢になっちゃったんだけどね。(汗)

著者の主張する、職務給ベースの人事制度が唯一の解決策とは思わないけれど、これから昭和的価値観が崩壊し、新たな秩序が構築されていくことは十分に想定されるし、またそうならないと、この国の将来はいずれ立ち行かなくなるだろうとも思う。

その意味で、少なくとも若い世代の社会人や学生は読んでおくべき内容の本だろうね。
きりうも、息子の子育てにあたって、変な価値観を刷り込まないよう気をつけなくちゃ、と思った次第。

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ─アウトサイダーの時代 / 城繁幸 (ちくま新書)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480064141/


| 投稿者 きりう 19:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

圭、TOP100入り

錦織V世界一のスピード出世/テニス
<男子テニス:バミューダ・オープン>◇27日(日本時間28日)◇英領バミューダ

 「テニスの王子様」がまた快挙を達成した。18歳3カ月の錦織圭(18=IMG)が、現役最年少の世界トップ100ランカーになった。決勝で世界116位のビクトル・トロイツキ(22=セルビア)に、2-6、7-5、7-6で逆転勝ち。2月のツアー初優勝に続き、ツアー下部大会も制した。28日発表の世界ランキングは120位から99位まで上昇し、100位以内最年少選手になった。日本男子では96年8月25日まで91位だった松岡修造以来12年ぶり5人目で、最年少記録を更新。北京五輪出場も現実味を帯びてきた。
(日刊スポーツ)

http://beijing2008.nikkansports.com//news/p-sp-tp0-20080429-353752.html

*****************

プロテニスをしっかりウォッチすることから久しく遠ざかっていたが、錦織圭はずっと気にかけている。

今回はチャレンジャーでの優勝によるランクアップ。
ツアー優勝を果たしながらも、下部大会であるチャレンジャーの優勝がなかった点、フロックみたいに見えて気がかりだったのだが、ようやく勝ったようだ。(^ー^)

これで、いよいよトップ100入り、グランドスラムでもストレートインできるランクになってきた。
WOWOWと契約した我が家では、5月下旬のフレンチオープンもばっちり見られる。
ロランギャロスは、2006年に彼がダブルスでジュニアを制した地。
まずはレッドクレー上の活躍を大いに期待したい。

そして次はウインブルドンにオリンピック・・・夢は膨らむなあ。(^^)


テニス観戦等 | 投稿者 きりう 15:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

MBO マネジメント・バイアウト

WOWOWの自社制作ドラマは、先の「蒼い瞳とニュアージュ」で、そのキャスティングの良さを感じ取れた。

本作品も原作を先に読んでいるが、三上博史主演に期待を寄せて録画。
原作の主人公よりもちょいと若いが、まあ許容範囲だろう。

だが、見始めてすぐ、あっと驚いた。
ストーリー展開の鍵を握る大木弁護士役がなんと森口瑤子。
原作では有能な男性弁護士として描かれていたなんはずだが・・・そうきたか。

おかげでドラマとしてはとても華やかになった。森口瑤子は美人だしね。
でも、現実の企業法務を知る者としては実態との乖離が気になって仕方がない。(^^;
あんな若い弁護士が企業買収案件を一人で取り仕切るってあり得ないだろー。(笑)

それでもまあ、原作を映像化すれば大筋こういう感じになるんだろうなと思えるレベル。
激変する環境下での主人公の心情変化は、原作よりも伝わりやすかったと思う。
ちょっと尻切れナントカで、これで終わり?という感じの結末だったのが残念だが、まずまず面白かった。

WOWOWのドラマ、結構侮れない。
今放送中の連続ドラマ「パンドラ」も見てみようかな。

MBO マネジメント・バイアウト ~経営権争奪・企業買収の行方~ (公式サイト)
http://www.wowow.co.jp/dramaw/mbo/



映画・DVD等 | 投稿者 きりう 23:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

緩急

今日の午前中またスクールに行った。
3期受講により1回分の無料受講券がもらえるのだが、その分の権利行使である。
今日のレッスンも最終週であり、コーチも同じだから、メニューも基本的に同じ。
また走らされるかと思ったが、今日のクラスの方が人が多かったせいか普通だった。

で、今日は自分なりにテーマを設定。「サーブの緩急」である。

速いサーブでポイントを取る。
連続させる。
次も・・・と思わせておいて、スピードから回転へ切り替え。
チェンジアップよろしく、相手のタイミングを外す。

逆に、スピン系で徹底的にコースをつくファーストを続けておいて、突然フラットをズドン。
相手のリターンは振り遅れでサイドアウト、とか。

こういう"オトナなテニス"は、これまではあまりやらない領域だった。
取れるモンなら取ってみやがれ的な、若い(向こう見ずな)テニスが身上だったのでね。

でも、やってみるとこれが結構面白い。
本格派の投手が技巧派に転進し、奪三振ショーから打たせて取る投球術に変わるのってこんな感じかな。

実はこれ、錦織圭くんのプレイがヒントになっているのである。
強打一辺倒ではなく、緩急をつけて、コースをついて、時に予想もしないショットで。
トリッキーともいえるが、これでポイントを取っていくのだ。

進化を続ける、日本の若きエース。
きりうも進化しなくちゃね。
レベルは全然違うけど。(^^;;;

テニス | 投稿者 きりう 18:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

運動量五割増

今日のスクールは、3-4月期の最終週。
最終週はいつも、その期のテーマの総まとめを行うゲーム中心のメニューである。
今期のテーマはサーブだったから、今日のレッスンはおそらくかなり楽ちん。
・・・なはずだったのだが。
コートに出てみると、人(受講生)が妙に少ない。
いつも7-8名はいるクラスだが、今日は4名。妙にコンパクトである。
そうか、今日からゴールデンウィークだから、皆さんお出かけなのかな。

その様子を見たコーチ、何を思ったか、たくさん走るメニューを次々と繰り出してきた。
ひょえ~

もう前半だけでもう結構なお疲れモード。
その上でゲームったって、そんな、もう体動きませんって。

終了後、万歩計の歩数がいつものレッスンの五割増になっていた。(^^;
全くもう、リバウンド防止へのご協力ありがとうございます。(^^メ

#隣のジュニアクラスにいる息子も、来期は初心者クラスから初級者クラスに昇級決定。おめでとう!


テニス | 投稿者 きりう 14:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

昇級おめでとう

相方が、女子連のC級からB級への昇級を決めたとのこと。
よかったね。おめでとう。

ということで、乾杯!

#コンビニくらいしか開いてなかったのよね・・・
#けれど、良いネーミングの商品だと思うので許してちょ。


テニス | 投稿者 きりう 22:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

うた魂(たま)♪

夏帆主演、合唱をテーマにした青春映画。
いい年したオヤジが一人で見に行くカテゴリではないような気もするが、見たいもんは見たいので、先日、思い切って行ってきた。

前半は笑いをとろうとしているのか、ちょっと…という感じだったが、後半はなかなか良かった。
音楽って、青春って、何かに取り組むひたむきな姿って…やっぱりいいなあ。

それにしても、ゴリはすごい。あの年で高校生役を演じきっている。
無理はあるんだけど、映像の中では自然に馴染んでいるんだよね。

あと、薬師丸ひろ子。抑えが効いてますなあ。
確か彼女、学生時代は合唱部じゃなかったっけ?
映画の中では合唱じゃなくて、ひとりで歌っているんだけど、とってもいい感じ。

ここのところ、仕事関係で心が殺伐としているので、少し和みました。
ありがたや。

うた魂(たま)♪ 公式サイト
http://www.utatama.com/


映画・DVD等 | 投稿者 きりう 22:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

(お知らせ)コメント承認制をはずしました

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コメント画像認証機能の導入に伴い、承認制を解除しました。
しばらくこれで様子を見たいと思います。
皆様、今後ともよろしくお願いします。

#認証機能に使用される画像文字があまりにも読みにくいという話がちらほら聞こえてきて、心配ではあるが…

ブログ管理 | 投稿者 きりう 16:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスがえらく簡単そうに見える

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デ杯インド戦での錦織圭のプレイを見た。

感想は「すごい」の一言。 これに尽きる。

彼の弱点はサーブではなかったのか? セカンドでもエースをとっていたぞ??
彼の長所はストロークではなかったのか? ネットプレイも相当なもんだぞ??

1m75cm 65kg という体格は、きりうとほぼ同じ。トッププロの中ではおそらく小柄な方だろう。
つまり、決してパワーで圧倒できるような恵まれた天分を持ち合わせているわけではない。
しかし、配球や緩急、コースを巧みに隠すフォーム。実にクレバーなテニスを展開してポイントを重ねていく。
これが、世界的に注目されているニューカマー錦織圭のスタイルなのだろうか。

故障さえなければ、松岡修造よりも確実に上にいくだろうな、と心底、実感した。

「ボルグやコナーズやマッケンローが日本に現れたと思ってください」、とは松岡修造による錦織圭評。
これ、おいおいって思っていたが、あながち大げさでもないんだなあと思った次第。
何年か後、本当にグランドスラムとっちゃう日がくるかもしれない。

久しぶりに現れた、日本男子テニスの期待の星。
着実な成長を期待しよう。


テニス観戦等 | 投稿者 きりう 19:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

圭の勇姿を今度こそ

試合自体は先週行われた、デビスカップ・アジアオセアニアゾーン2回戦。
インドとのアウェー戦で日本は残念ながら敗退した。
錦織圭選手のデ杯デビュー戦も黒星となったが、消化試合では次につながる貴重な1勝を挙げたとか。

本日この後、GAORAでその消化試合の模様が録画中継される。
対戦相手は、M.ブパシ。かつて平木理化とのミックスダブルスでロランギャロスを制した彼だ。

楽しみにしていたツアー初優勝の映像よりも先になってしまうが、見ない手はない。
一昨日放送されたデ杯デビュー戦も仕事で帰宅が遅くなり見れなかったのだし。(T-T)

では、わくわくしながら、ビール片手にテレビの前へ。(^^)



テニス | 投稿者 きりう 22:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

そして今回もまたひと安心

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今日は、先週のCT検査に基づく診察。
検査結果は、次のようなものであった。

再発を疑わせるような腫瘤性病変は認めません.その他両腎には明らかな異常を認めません.
肝内に明らかな腫瘤性病変を認めません.
胆嚢、膵臓、脾臓、副腎、前立腺、膀胱には明らかな異常を認めません.
腹水及び有意なリンパ節腫大は認めません.
撮影範囲内の胸部に明らかな異常を認めません.


やったね。(^^)v

次はまた半年後の検査。
次回の2年目検査で問題なければ、それ以降は年1回の検査に移行する可能性もあるとのこと。
完治(=5年間の再発・転移なし)に向け、良さげである。(^^)(^^)(^^)

腎細胞癌 | 投稿者 きりう 11:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

名探偵コナン 戦慄の楽譜

本日、息子と見に行った。映画版の名探偵コナン。
サブタイトルは、「せんりつのフルスコア」と読む。英語では、Full Score of Fear.

昨日からの公開だから、まだ2日目だ。
人込みが嫌いなきりうとしては、珍しく出足が早い鑑賞ということになるかな。
シネコンの中では大きいスクリーンだったが、さすがにお客さんは多かった。

今日は事前に座席をインターネット予約していったのだが、前の回の客がジュースをこぼしたとかで、予約した席は使用不能になっており、予備席に回された。
ところが、これがちょっと誤算で、行儀の悪い客に囲まれてしまった。
隣は飲食の音がうるさい。後はシートの背を蹴る。正直、ちょっとヤだったね。
予約しておいた席は最後列の通路際だったから、そういうリスクがなかったはずなんだけどさ。(--;

さて、映画の中身の方であるが、子供向けながら、きちんとしたミステリーになっていてなかなか面白い。
相方がテニスの試合に出かけた中での「息子の相手」のつもりだったが、自分自身も楽しめた。
侮れないな、コナン君。さすが、人気シリーズだけのことはある。
今まであまり見なかったが、これからはプチファンになるかも。

また、この映画の主題歌は、ZARDの未発表音源である「翼を広げて」である。
これまた、きりうにとっては感涙もの。
いやいや、想定外に良い日曜日だったわ。(^^)

名探偵コナン 戦慄の楽譜 (公式サイト)
http://conan-movie.jp/index.html


映画・DVD等 | 投稿者 きりう 18:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

テイクバックでリストをロック

今日のレッスンのテーマはサーブ&ボレー。
でも、コーチのアドバイスはまたしてもフォアハンドストローク。
もうほんと、よほど。(^^;

でもね、感じつかんだよ、今日は。
今までとは明らかに一味も二味も違うぜ。

その要諦は、タイトルにもあるとおり、「テイクバックでリストをロック」。
テイクバック完了時、手首を手の甲側に返して固めておく。そして、そこから振り抜く。
こうすれば、グリップエンドが相手コート側に向いたままなので、安定したスピンになる。

これまで、テイクバック時にはどちらかというと手首を手のひら側に曲げていた。
だから窮屈なラケットワークになっていたのだろう。
グリップエンドの方向が一定しなかったのだ。
だから、押しが足りないときに腕でもっていこうとして、手打ちになるんだな。

手首の使い方を変えて打つのはまだ慣れないので、ヘンな当たりもある。
だが、スイートエリアにハマったときにはとても良いボールが行き、気持ちが良い。
これ、うまくモノにできればフォアハンドストロークが強力な武器になりそうだ。

がんばらなきゃー。


テニス | 投稿者 きりう 18:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

花粉症は環境問題である / 奥野修司

これかー!! スギ花粉症の原因。
もちろん医学的にはアレルギーなのだろうが、花粉の大量飛散も原因といえば原因。
この着眼点はなるほど、である。
おいおい、って言っちゃいそうな論理展開もあるが、総合的に見て納得性の高い主張が並ぶ。
著者も読者(きりう)も、ともに花粉症という「共感」が、本書をより高い評価にしている部分もあるんだろうけどね。(^^;

国の政策でもう少し何とかなる可能性があるなら、ぜひお願いしたいところ。
花粉症持ちにとって、春は本当に憂鬱な季節なのだから。
(スギはどうやら終わったらしく、ヒノキアレルギーのないきりうは今年はもうOK。ふぅ。)

花粉症は環境問題である / 奥野修司 (文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/61/9784166606191.shtml


| 投稿者 きりう 20:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

ウォシュレット

食事をしながら読んでるヒトがいたらごめんなさい。
ふと思ったトイレの話。

ウォシュレットって、いつからか標準装備っぽくなっている気がする。
外食産業や百貨店はもちろんのこと、駅や公園などでも、比較的新しい施設のトイレならだいたいついているのではないかと。

実は、きりう自身は、ウォシュレット付きの便器に座っても、長らく利用しないでいた。
お尻がムズムズするような、くすぐったいような感覚が苦手だったのである。
イタしたら、きちんと紙で拭け。それでよいではないか。

でも、今では積極利用派である。
イタしたお尻は水洗いをきちんとして、さらに紙で拭く。キレイ。

その転機は手術。
術後、身体を捻るのが難しく、紙で拭くのが億劫になったため、せめて先に水洗い、と。
ところが、使い始めるとこれが大変具合がよろしい。
そういえば、AIGオープンで来日したフェデラーが、ウォシュレットにいたく感激したなんて話もあったかな。


そんなことを思い出した、息子のぎょう虫検査の朝でありました。

あんまり関係なかったかな。失礼。(^^;


回想 | 投稿者 きりう 19:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

ブルータワー / 石田衣良

石田衣良の、なんとSF長編。
本作品は著者が書いたものの中で最長とのこと。
9.11や新型インフルエンザなど、"今という時代"を大いに意識した素材が活用されている。

お話は、200年の時を越えて未来の人類を救い、自らも病に打ち勝ってハッピーエンド。
読んでいる間だけ楽しめれば、といういつもの感覚で手に取ったのだが、本作品からは、人間の愚かしさと同時に、愛と信頼に裏打ちされた人間の優しさ、素晴らしさというようなメッセージ性も感じられた。

短編や中編が多い著者の本の中では異色の「こってり系」でしょうかね。

ブルータワー / 石田衣良 (徳間文庫)
http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/30eb30fc30bf30ef30fc


| 投稿者 きりう 21:37 | コメント(1)| トラックバック(1)

明日への遺言

B級戦犯として絞首刑となった、旧帝国陸軍・岡田資(たすく)中将。
罪状は、名古屋空襲の際に落下傘降下したB29搭乗員の処刑、その命令を東海方面軍司令官として発したことにある。
本作品は、岡田中将が「法戦」と名づけた、その軍事法廷を中心に映像化したもの。

法廷シーンが多く、画面の変化に乏しいのだが、作品世界に引き込まれ、あっという間の120分であった。

印象に残った台詞。
「報復ではありません。処罰であります。」

これは、裁判長が出した好意的な誘導質問に対する岡田中将の答え。
米国の軍法規では、捕虜を(裁判なしに)処刑することは罪だが、報復ならばそれにあたらない。
自らがすべての責任を負う覚悟があったから、だろう。

上に立つ者、かくあるべし。
「責任を取る」とはこういうことか。

死刑判決を受けた後、傍聴席の妻に対し、「本望である」 と告げる。
ふか~く、考えさせられた映画であった。

明日への遺言 (公式サイト)
http://ashitahenoyuigon.jp/index2.html


映画・DVD等 | 投稿者 きりう 20:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

術後1年半

本日は半年に一度の検査である。
予約は9時20分。
小雨がぱらつく中、少し早めに家を出た。
ところが・・・

*****************

JR浜松町駅で人身事故、京浜東北線など一時ストップ (asahi.com)

 14日午前7時13分ごろ、東京都港区のJR浜松町駅ホームから男性が転落し、京浜東北線大宮発大船行き普通電車(10両編成)にはねられて死亡した。このため、同線の大宮―大船間と東海道線の東京―小田原間で約1時間運転を見合わせたほか、山手線と湘南新宿ラインにも遅れが出て約10万人に影響した。
 警視庁愛宕署によると、男性は60歳ぐらい。飛び込み自殺をしたとみられるという。
 また、京浜東北線は午前8時55分ごろにも、桜木町発南浦和行き普通電車が車両点検のため品川駅で約15分停車、1万8千人に影響した。


http://www.asahi.com/national/update/0414/TKY200804140003.html

*****************

この記事の「また」以降に書いてある停車した電車に乗っていたのである。(--;
検査のために朝食抜いているので空腹。
人間、腹減ってると怒りっぽくなるのよね。停車中、イライラしどおし。

結局、病院に到着したのは、9時25分。
5分遅刻なんて病院側にしてみれば珍しくもないのだろう、普通に検査を受けられた。
イライラしてもしょうがないね。もっと大らかにいなければ。(^^;

*****************

検査のほうは、例によって単純CTと造影剤を使用したCTである。
造影剤は、注入後、身体がかあっと熱くなる独特の感覚。
体外排出を促進するため、検査後には水分を多めにとるようにとのご指示も同じ。
すぐにミネラルウォーターを買ってゴクリと飲み干す。

今日の画像に基づく診察は来週月曜。
う~ん、また再発・転移がないかどうか、ドキドキの1週間である。


腎細胞癌 | 投稿者 きりう 21:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

スパム対策導入から約2週間

コメントとトラックバックの承認制を導入して早2週間になろうとしている。
読者の皆様の目に触れることなく、不快なスパムはバシバシ削除。十分な効果をあげている。

ただね・・・

この承認制度を導入してから、普通のコメントやトラックバックが一つもないのよ。(^^;
もともと、コメント等頻繁にいただく方ではないから、おそらく因果関係はないのだろうとも思っているのだが。

でも、ちょうど時期が重なるので、気になっているのであります。
ひょっとして皆さん、承認制だと手を出しにくいのかしら?
そうだとすればちょいと寂しい。
基本的には、スパム以外は全部承認するつもりなんだけどな。

考えすぎですかね。(--;;;


ブログ管理 | 投稿者 きりう 21:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

クイックモーション

本日のテーマは、ジャンプして高い打点でとらえるサーブ。
パワーを効率的に伝えると同時に、次のアクションへの流れるような体勢づくりを行う。
コーチによる個人チェック。

きりうの場合。
ジャンプのタイミングとラケットの振り出しのタイミングが合っていませんね。
振るのが遅くて、ジャンプから降りてくるときに打っているような感じになっています。
ジャンプして高いところに「行こうとするとき」にラケットを振らないとパワーが伝わりません。
きりうさんはクイックなタイミングで打つ方が良いボールがいきますよね。
だから、イメージはイワニセビッチです。


おや、クイックモーションですか。
しかもイメージはゴラン君だと。
昔は高いトスで、落ちてくるボールを打つレンドル的なフォームだったのに。
いつの間にそんなフォームに変わったんだろう??
まるで自覚なし。(^^;

アドバイスどおりにやってみる。
確かに、トスを追いかけるようにジャンプする方がパワーの伝達効率が良い。
ほほう。

今までクイックモーションは強風のときだけ意識していたが、無風でもしっくりくるものだね。
これは、イメージトレーニングの際のお手本を修正しなくちゃ、うん。


テニス | 投稿者 きりう 13:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

忙しいんだか何なんだか

あわただしい。
けど、あんまり仕事そのものは進捗していない。
何なんだか。

とりあえず土日休めるからいっか。


投稿者 きりう 22:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

安定

久しぶりに体重ネタ。

いっとき、63kgを割り込むと同時に体脂肪率が10.1%になった。
さすがに痩せすぎちゃったな、と思って、少し戻した。
だいたい、64±0.5kg前後で安定的に推移。

食べた物を記録するのをやめ、今は日々の体重等の管理だけ。
記録しなくとも摂取カロリーと消費カロリーがだいたいわかるようになった。
コントロールは容易だ。

・・・なあーんて、油断して食べ過ぎないようにしないとね。(^^)



本日の体重 | 投稿者 きりう 22:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

蒼い瞳とニュアージュ

昨年、原作を読んだのだが、その時点で既にWOWOWによるドラマ化は決定していた。

錦織圭のプレイを見たい一心で契約したWOWOWだが、思わぬ副次効果。
本作の再放送を見ることが出来た。録画予約にて。

感想。
残念ながら、活字の方が圧倒的に面白い。
主演の深田恭子はナイスキャスティングだし、その他の俳優陣もなかなか。
でも、忠実に映像化するには、もっと多くの制作費が必要なのかな。
全体的にちょっと安っぽく感じられた。

せっかくだけど、もう見ないだろうなあと思って消去。(^^;
ひとときの楽しみにはなったけどね。

蒼い瞳とニュアージュ (WOWOW番組サイト)
http://www.wowow.co.jp/dramaw/aoihitomi/


映画・DVD等 | 投稿者 きりう 21:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

弊社を志望する理由を教えてください

今日は丸一日、新卒採用の面接官を行った。
一人当たり約30分、朝から夕方まで10人超の学生さんとお話をする。
対象は法務希望者。男女比は半々というところである。

学力や成績は概ね優秀な人ばかりだが、
性格いろいろ、潜在的力量(ポテンシャル)もいろいろ、でなかなか興味深い。

法務希望者なので、法学部卒業見込、法科大学院修了見込という人がほとんど。
でも、活躍したいフィールドは、
M&Aや知的財産権などの華やかな分野を志向する人、
不祥事防止のためのコンプライアンスをやりたいという人、
という具合に大きく二手にわかれた。

前者については、従前から「戦略法務」などともてはやされていたので理解しやすい。
だが、コンプライアンスなんて言葉、一昔前の学生ならまず言わなかったと思う。
大きなトレンドがここでも見て取れたというのは気のせいか。

***************

一方で、職種別採用的な枠組みに応募してきているせいだろう、
「なぜ法務か」は語れても、
「なぜ弊社か」という問いには、似たり寄ったりの答えが並んでしまう。

実はそこで熱意を見せて欲しいんだけどね~。
だって、企業には法務という単品の商売があるわけではないのだもの。
法務という単品の仕事をしたい人は、法曹になってもらうのが一番よろしい。

会社の実業を深く理解し、その実業のために法律というツールを適切に使いこなす。
企業法務はそういう役回りであるべきだ、と思う。

本日の面接では、そうしたきりうの考えに合致する有望な若者が何名かいた。
彼(女)らには、ぜひこの後の選考も突破し、来年、晴れて入社してもらいたいものである。

期待しているよ!(←誰に言ってんだか。笑)

ビジネス | 投稿者 きりう 21:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

ライジング・サン・アゲイン

「夫も後押ししてくれた」伊達公子、復帰会見詳報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080407-00000942-san-spo
 テニスの元世界ランク4位で1996年に引退した伊達公子(37)が東京都西東京市のテニスコートで7日、プロ復帰についての記者会見を行った。
 すでに日本テニス協会(JTA)へのプロ登録を済ませている伊達の再挑戦は、4月29日から行われるカンガルーカップ国際女子オープンテニス(岐阜市)のダブルスへの出場を皮切りに、「目標は11月の全日本選手権への(シングルス)出場」という。多くの報道陣に囲まれる中、再挑戦への意気込みを語った。


****************

以前記事にしたこの試合がきっかけになったそうな。
結局、このドリームマッチは見なかったが、今回の復帰で彼女のプレイを再び目にするのは確実になった。

昨夕、このニュースに接したときは仰天したが、本日の会見内容を見て少し納得。
グローバルに転戦する世界へ戻るのではなく、国内中心の発想。
特に、全日本をターゲットにするあたりは、「ひょっとすると」の現実感がある。
彼女自身が目論むように、若手への大いなる刺激となって欲しいと思う。

****************

正直なところ、引退後の伊達は現役時の活躍に比してパッとしないなあと思っていた。

テレビ等での解説は、沢松奈生子の方が落ち着いた声でわかりやすい。
同時期に活躍した男子の松岡修造ほど、タレント・指導者としてブレークしていない。
ダンナもなあ・・・すごい人なんだろうけど、一般ピープルにはイマイチ知名度が低く。

やはり、彼女にはコート上で戦う姿勢が一番似合うのだ。
秋の全日本、今度こそ彼女を見に、有明へ行こう。


テニス観戦等 | 投稿者 きりう 23:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

早鳥

たぶんネーミングの由来は朝から活動するサークルだから、ということだろう。
スクールの同じクラスの人たちに誘われて初参加してきた。
レベルが高すぎず低すぎず、ちょうどよい按配で競り合えるメンバで、とても面白かった。

夏の暑いときも冬の寒いときも関係なく、毎週日曜の朝に活動しているんだそうな。
それがかれこれ20年くらいに続いているというから素晴らしい。
インドアコートを使用しているせいで普通のサークルよりも参加費はちょいと高めながら、
このレベル感がそろったメンツは捨てがたい。
今後も少し継続して参加させてもらおうかと考えているところである。

ん~、週末はますますテニス一色だな。
こんなんでいいのかね。(^^;


テニス | 投稿者 きりう 14:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

肘を肩から離してテイクバック

今日のテーマは、フラットサーブ。
手首が伸びないように、でも高い打点で打つように(そのために軽くジャンプするくらいに)。
手首が伸びるとリストワークがきかないので、パワーの伝達効率が落ちると。ふむ。

きりう個人には、それらに加えて、テイクバック時の肘の位置にも指導が入った。
もっと肩から離せ、という。

曰く、肘と肩の距離が近いと、肩甲骨付近の筋肉が使えず、これもパワーロスになるそうな。
両手を左右に大きく広げ、利き腕を肘から直角に上へ曲げる。
それがフラットサーブにおける正しいテイクバックらしい。
(反対の腕はトスアップ状態から空を指差す感じ。いわゆるトロフィーポーズ。)

それが、今のきりうのフォームは「たるんでますよ」なんだそうです。
先週の試合で著しく確率が悪かったのと関係あるかな??

後半のゲーム形式の練習では、サーバーがファーストを2本打ってよいという特別ルール。
せっかくなので、フラットを打たせようという意図だろう。
確率もスピードも今一ながら、ちょっとは改善の傾向が見えた。

今日(この後)、あるいは明日のテニスで、もうちょっと練習かな。
サーブが復調しないと、強い人にはなかなか勝てないからね・・・


テニス | 投稿者 きりう 13:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

閉鎖病棟 / 帚木蓬生

まいったなあ。
昼休みに読み終えたのだが、物語の終盤で見事に泣かされて。
午後イチの打合せ前にこの涙をどうにかせねば、と洗面所に走ることになってしまった。

舞台は、まだ戦後のイメージをひきずっている頃の精神科病棟。
ココロの病気については、今よりもずっと偏見が強かったと想像される昭和の時代だ。
自分自身の子供の頃を思い起こせばそれは明らか。
「精神病院=キチガイの入るところ」みたいな、ね。
あの当時は、知恵遅れも躁鬱もてんかんも、あんまり区別せずに(できずに)いたものだし。
そういう前提で読み進めると、描かれる登場人物の「ヒトとしての普通さ」と、当時の一般的な精神病患者のイメージとの間には、とても大きなギャップがあったのだな、と感じたわけである。

中盤まではそういう調子で、大きく盛り上がる場面もない描写が続く。
退屈とまではいわないまでも、このお話のラストは一体どこに向かっていくのだろう?と、読み始めの頃の期待感が若干萎えかけていたところ・・・
後半の殺人事件を経て、なるほどこう来たか!
あちこちの書評で絶賛されているらしいが、それも大いに頷ける感じの展開でラストへ。
涙涙涙。すごい。感動。

また一冊、人生というものを考えさせられる作品に出会ったと思う。
これ、読み終わったからって安易にブックオフに売っちゃいけないだろうな、たぶん。

閉鎖病棟 / 帚木蓬生 (新潮文庫)
http://www.shinchosha.co.jp/book/128807/



| 投稿者 きりう 18:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

ポテチ+ビール=幸せ

今日は所用のため早めに退社。
ヤボ用を済ませて先ほど帰宅したのだが、妻も子もおらず自宅は真っ暗。
「実家に帰らせていただきます」とかの書き置きでもあればオソロシイ。

そういえば、誰かと食事するとかいうような話を2~3日前に息子がしていたなあ、と思い出す。
たまに早く帰ったのに、間が悪いったら。(^^;

で、こんなときはポテチとビールである。
家族団らんの代わりに、独身気分の小さな幸せを味わうことにしよう。

(ほどなく帰ってくると思うけどね。^^)


投稿者 きりう 20:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

腰痛

腰痛に苦しむ同僚を見て、気の毒に・・・と思っていた。
それが、先週土曜あたりから、自分も腰のあたりに痛みを感じるようになった。
ナイターのボールが見えずに惨敗し、精神的に凹んだ、あの試合の日からである。

あれから既に4日経つ。
すぐに引くと思っていた痛みがまだ消えずに残っている。

やな感じ。

腰痛って湿布貼るとかの対症療法しかないので、気分的にすっきりしない。
・・って、湿布すら貼ってないので悪化しても文句はいえないのだが。(笑)
自然治癒に任せつつも、気合で週末までに治したいところである。

ところで、このきりうの腰痛、通勤電車で立っているのがつらいんだよね。
歩いている方がまだマシなので、結局、ウォーキングの歩数が結構伸びるという変な状態が生じている。

なんだかなあ。。。

投稿者 きりう 22:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

超・初心者ジュニア大会

掲題のようなテニス大会があるのである。
サーブが打てなくても、カウントが数えられなくても参加できる試合。
コーチの球出しではじまり、コーチが一緒に進行する。
面白い企画だ。
テニスの楽しさを知ってもらい、テニス人口の裾野を広げようというのが主眼かな。

今日、この企画に息子が参戦してきた。
きりうはもちろん仕事なので、直接見たわけではない。
相方からの伝聞情報によれば、意外とがんばっていたとのことだが・・・。

ただ、「超・初心者」とはいっても、しっかりしたボールを打つ子が何人もいて、実際の対戦は厳しかったようだ。
それでも、予選リーグは1勝したらしい。
2敗で3位トーナメントにまわり、その後はあえなく初戦敗退。
うむ、両親の負けパターンとちょっと似ているかも。(^^;

初めて試合に出て、息子は何を思ったろうか。
今日きりうが帰宅した時間には息子は既に床についていて感想を聞けなかった。
明朝にでも聞いてみるとして・・・何と言うのか、ちょっと楽しみだ。


テニス | 投稿者 きりう 22:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

お知らせ

スパム対策としてこのほど実装された機能を早速活用することにしました。
コメント及びトラックバックは承認制としますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

きりう

ブログ管理 | 投稿者 きりう 00:55 | コメント(0)| トラックバック(0)