2011年05月10日
【感想】日本語教室 井上ひさし
ちょっと思うところあり、日本語に関する薀蓄を読みたくなった。
で、書店で真っ先に目についたのがこの本。
一瞬で選んだのだが、我ながらなかなかセンスがいい。(笑)
井上ひさしが生涯考え続けた、日本と日本語のこと。
母語と脳の関係、カタカナ語の弊害、東北弁標準語説、やまとことばの強み、駄洒落の快感…溢れる知識が、縦横無尽に語られる。
「日本語とは精神そのもの。一人一人の日本語を磨くことでしか、未来は開かれない」
―母校・上智大学で行われた伝説の連続講義を完全再現。
日本語を生きるこれからの私たちへ、“やさしく、ふかく、おもしろい”最後の言葉。
元ネタとなった講演は2001年のようだ。
9.11が直近の話題として出てきている。
折しも、ビンラディン殺害のニュースが駆け巡っていたので、不思議な因縁(?)を感じてしまったよ。
それはともかくとして、著者がいかに日本語を大事に思っていたのかが伝わってくるような内容だった。
何をどうすべきか、という話では全くなくて、いささかまとまりのない講義録なのだけど、とても面白かったです。
うーん、グローバル化って簡単には言っちゃいけないんだな。
でも、それを実践してると、仕事がうまく回らなそうだ。(苦笑)
仕方がないので、公私で使い分けするかな。
で、書店で真っ先に目についたのがこの本。
一瞬で選んだのだが、我ながらなかなかセンスがいい。(笑)
井上ひさしが生涯考え続けた、日本と日本語のこと。
母語と脳の関係、カタカナ語の弊害、東北弁標準語説、やまとことばの強み、駄洒落の快感…溢れる知識が、縦横無尽に語られる。
「日本語とは精神そのもの。一人一人の日本語を磨くことでしか、未来は開かれない」
―母校・上智大学で行われた伝説の連続講義を完全再現。
日本語を生きるこれからの私たちへ、“やさしく、ふかく、おもしろい”最後の言葉。
元ネタとなった講演は2001年のようだ。
9.11が直近の話題として出てきている。
折しも、ビンラディン殺害のニュースが駆け巡っていたので、不思議な因縁(?)を感じてしまったよ。
それはともかくとして、著者がいかに日本語を大事に思っていたのかが伝わってくるような内容だった。
何をどうすべきか、という話では全くなくて、いささかまとまりのない講義録なのだけど、とても面白かったです。
うーん、グローバル化って簡単には言っちゃいけないんだな。
でも、それを実践してると、仕事がうまく回らなそうだ。(苦笑)
仕方がないので、公私で使い分けするかな。
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