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きりう
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【感想】日本企業にいま大切なこと 野中郁次郎/遠藤功

最近あまり時間がなくて、本を最後まで読んだのは久しぶりだ。
活字中毒のわたくしとしては、かなり珍しい事態。
こういうところにも余裕のなさが出ちゃってるかな。冷や汗

情緒的、非効率、ガラパゴス…「だから世界では戦えない」と指弾された日本企業は、CSRにコンプライアンスと論理的・科学的経営を妄信してきた。
ところがアップルやグーグルをはじめ世界に冠たるグローバル企業は、もはや「アメリカ型」に懐疑的。
むしろ「共同体の善」「現場の暗黙知」といった日本の「当たり前」が注目されているのだ。
日本人自身が忘れた「日本の強み」を自覚せよ。
「知識創造理論」を広めた世界的経営学者と「見える化」を唱えた現場主義の経営戦略家が、海外に売り込める日本の価値観を語り合う。


うん、読んでよかった。ナイス!

会社組織の中での仕事のありようは、わたくしが新入社員だった頃を思い出すと、当たり前のことだが、現在ではずいぶんと変化している。
ビジネス世界において生き残りをかけた競争をしているんだから、それは当然のこと。
でも、なんとなく腑に落ちない思いを何度か経験したというのもまた事実なんですね。
お説を聞いてみると確かに正しいような気がするんだが、どうも違和感がある、みたいな・・・

で、この本ですよ。
そう、そういうことなんだ!ってね。
さすが野中郁次郎先生。

もっともこの話に全面的に納得してしまうと、自分自身のこれまでの仕事観がちょっと揺らいじゃうので、困る部分もあるんだけど。(笑)

なんにせよ、ちょうど部署を変わったばかりだし、これからいろいろ仕掛けてみますかね。
良いヒントピカをいただきました。
ビジネスマン諸氏、オススメですよ。カエル


| 投稿者 きりう 22:50 | コメント(0)| トラックバック(0)
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