2012年01月21日
【感想】さよなら!僕らのソニー 立石泰則
ウォークマンに代表される「技術のソニー」ブランドはなぜかくも凋落してしまったのか。
それを解くカギは大賀、出井、ストリンガーと続く経営陣の知られざる暗闘にある。
そして、経営の失敗がいかに企業ブランドに影響を与えるか、その恐さが見えてくる。
ソニーで起こっている経営問題は決して他人事ではない。
さる方のオススメで読んでみた。
かつてその輝きをまぶしく見つめていた身としては、そういえば最近のSONYはどうしちゃったんだろう、と気がかりだったところでもあり、興味津々、でもちょっと読むのがコワイ、という感じで。
結論から言うと、なかなか興味深い分析・論考であり、なるほどと得心する記述が多々あった。
ああ、これじゃもう、かつてのようなワクワクするSONY製品なんて出てこないのかなあ、とまで思ってしまうほどに。
ただ、「経営」は生ものであり、教科書通りにはいかないというのも事実。
出井さんやストリンガーさんに対する手厳しい指摘が多いけど、その意味では、ちょっと後知恵っぽいところもあって、気の毒な感じがしないでもないかな・・。
わたくしのパソコン、VAIOである。
そして、ブルーレイレコーダーもSONY製品。
まだまだ頑張ってもらわにゃいけません。(笑)
「さよなら!」と本書のタイトルのような簡単な決別はできそうもないわたくしなのでありました。
それを解くカギは大賀、出井、ストリンガーと続く経営陣の知られざる暗闘にある。
そして、経営の失敗がいかに企業ブランドに影響を与えるか、その恐さが見えてくる。
ソニーで起こっている経営問題は決して他人事ではない。
さる方のオススメで読んでみた。
かつてその輝きをまぶしく見つめていた身としては、そういえば最近のSONYはどうしちゃったんだろう、と気がかりだったところでもあり、興味津々、でもちょっと読むのがコワイ、という感じで。
結論から言うと、なかなか興味深い分析・論考であり、なるほどと得心する記述が多々あった。
ああ、これじゃもう、かつてのようなワクワクするSONY製品なんて出てこないのかなあ、とまで思ってしまうほどに。
ただ、「経営」は生ものであり、教科書通りにはいかないというのも事実。
出井さんやストリンガーさんに対する手厳しい指摘が多いけど、その意味では、ちょっと後知恵っぽいところもあって、気の毒な感じがしないでもないかな・・。
わたくしのパソコン、VAIOである。
そして、ブルーレイレコーダーもSONY製品。
まだまだ頑張ってもらわにゃいけません。(笑)
「さよなら!」と本書のタイトルのような簡単な決別はできそうもないわたくしなのでありました。
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