2012年03月30日
「第5の戦場」 サイバー戦の脅威 伊東寛
2011年7月、米国防総省は「サイバー空間」を陸・海・空・宇宙空間に次ぐ「第五の戦場」であると定義し、サイバー攻撃に対して武力で反撃すると宣言した。
イスラエルがシリアに空爆した際に防空システムの乗っ取ったとされる事件(2007年)や、イランの各施設がサイバー攻撃を受けウランを濃縮する遠心分離機のシステムがウイルス攻撃を受けた事件(2010年)など、「サイバー戦争」は現実のものとなっている。こうした危険は、さらに電力・通信・交通など攻撃対象は生活の中枢に及ぶ。
その中で、日本の対応は大きく遅れを取っている。現在の法律では、サイバー攻撃に対して自衛隊は出動すらできない。戦争を根底から変えるとされるサイバー戦について、陸上自衛隊システム防護隊の初代隊長として最前線にいた著者が解説、日本の現状に警鐘を鳴らす。
業務上の必要があって社内打ち合わせで話題になった「サイバー攻撃」のお話。
エライ人から手渡されたのが本書である。
「あげるよ」って、そんなの断れないし。
しかも、さっさと読まなきゃいけないし。
もしや、多少は感想も述べる必要あり?
で、なるほど、確かにこれはわかりやすいですな。
かなり難しいハズの技術も、とても平易に書かれている。
・・と同時に、こりゃまずいんじゃないの?という気もしてくる。
大丈夫か、日本?
そんなちょっと怖い現状もしっかり書かれている本書、いろいろと考えさせられました。
仕事面でもね。
ふう。
イスラエルがシリアに空爆した際に防空システムの乗っ取ったとされる事件(2007年)や、イランの各施設がサイバー攻撃を受けウランを濃縮する遠心分離機のシステムがウイルス攻撃を受けた事件(2010年)など、「サイバー戦争」は現実のものとなっている。こうした危険は、さらに電力・通信・交通など攻撃対象は生活の中枢に及ぶ。
その中で、日本の対応は大きく遅れを取っている。現在の法律では、サイバー攻撃に対して自衛隊は出動すらできない。戦争を根底から変えるとされるサイバー戦について、陸上自衛隊システム防護隊の初代隊長として最前線にいた著者が解説、日本の現状に警鐘を鳴らす。
業務上の必要があって社内打ち合わせで話題になった「サイバー攻撃」のお話。
エライ人から手渡されたのが本書である。
「あげるよ」って、そんなの断れないし。
しかも、さっさと読まなきゃいけないし。
もしや、多少は感想も述べる必要あり?
で、なるほど、確かにこれはわかりやすいですな。
かなり難しいハズの技術も、とても平易に書かれている。
・・と同時に、こりゃまずいんじゃないの?という気もしてくる。
大丈夫か、日本?
そんなちょっと怖い現状もしっかり書かれている本書、いろいろと考えさせられました。
仕事面でもね。
ふう。