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きりう
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【感想】美丘 石田衣良

難病の恋人の死にゆく物語。
石田衣良が「世界の中心で愛を叫ぶ」を書いたらこうなる、というようなお話だ。

なんだお涙頂戴か、とも思えるこの設定を石田衣良らしくきちんと仕上げている。

舞台は、渋谷、青山、表参道、などなどいわゆるお洒落な町。
主人公は、大学生。
そうした若い世代の恋愛模様をリアルに叙述。
ちゃんと?エロい描写もある。(笑)

そう、だからこそ、後半からラストにかけてのヒロインの命が削れていく様に迫力があるのだろう。
泣けた、涙が出た、という読者レビューをアマゾンなどであらかじめ読んでいたのに、不覚にもワタクシの目からもあふれるものがあった。
いやあ、あらためて「命」について考えてしまったよ。

そして、最後のページ・・・そうきたか!という終わり方。
なかなかどうして、余韻を残すエンディングだ。
こりゃぁ、まいったな。想定以上の感動。

はっきり言おう。これはお買い得な文庫だったわ。ナイス!



■美丘  石田衣良(角川文庫)
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200810000297
| 投稿者 きりう 23:12 | コメント(2)| トラックバック(0)
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コメント
石田衣良ってフミヤに詩を提供してるんですよね~~。
きりうさんオススメのこの本、読んでみようかな♪
投稿者 MIKA 2009/03/26 08:35
>MIKAさん
おっ、フミヤつながり。(^^) 下北サンデーズあたりのことかな。
違ってたらスミマセン。不勉強なもので。(てへ)
で、この「美丘」、ちょっとしんみりしたい気分のときなんかにはイイですよ、きっと。
石田衣良は、出世作が「池袋ウエストゲートパーク」なので、痛快な物語を書く作家というイメージでいたんですが、いろいろ読んでいくと、結構、幅のある物語を書ける人なんだなぁと思うようになりました。
よかったら読んでみてください。
投稿者 きりう 2009/03/26 23:24
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