2010年08月18日
【感想】夜明けの街で 東野圭吾
不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。
ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。
建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。
2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。
15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。
彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。
まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。
不倫の恋と殺人事件。テーマとしては濃い。
それを東野圭吾が書く。
否が応にも、期待は高まる。
ビミョー。
どおりでネット上での評判もよろしくないわけだ。
「ミステリーとしては今ひとつ」という多くの書評にも納得。
でも、主人公が不倫の恋に落ちる心情の描写はすごくリアリティがあって、思わず「なるほどぉ」と。
この作品を評価すべきは、そのへんなのではないかなぁ。
読後感としても「女性がうわてだったね」と思わずつぶきたい感じだったし。
でも、そういう話を読みたいなら、別に東野圭吾じゃなくてもいいでしょ、というのも確かにある。
その筆力で面白く読ませてもらっちゃったけど、思い返せば、購入時の期待とはやっぱり違ってたのかな。(笑)
いいんです。面白ければ。
ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。
建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。
2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。
15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。
彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。
まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。
不倫の恋と殺人事件。テーマとしては濃い。
それを東野圭吾が書く。
否が応にも、期待は高まる。
ビミョー。
どおりでネット上での評判もよろしくないわけだ。
「ミステリーとしては今ひとつ」という多くの書評にも納得。
でも、主人公が不倫の恋に落ちる心情の描写はすごくリアリティがあって、思わず「なるほどぉ」と。
この作品を評価すべきは、そのへんなのではないかなぁ。
読後感としても「女性がうわてだったね」と思わずつぶきたい感じだったし。
でも、そういう話を読みたいなら、別に東野圭吾じゃなくてもいいでしょ、というのも確かにある。
その筆力で面白く読ませてもらっちゃったけど、思い返せば、購入時の期待とはやっぱり違ってたのかな。(笑)
いいんです。面白ければ。
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