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きりう
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隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

黒澤監督の最高傑作という呼び声ありにして、ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」誕生のきっかけにもなったという「隠し砦の三悪人」リメイク版である。
ネット上の評判では、大胆な設定変更がなされている点について、オールドファンからは相当なブーイングが出ている模様。

実は、自分自身は黒澤作品の方を見ていないので、その点は気にならなかった。
オリジナルの良さを消しちゃったのはたぶんそうなのだろうけれど、リメイク版はリメイク版で、現代風に娯楽性を追求したのだと思うもの。
そう、「あり得なくねぇ?」というシーンは確かに随所にあるのだが、いいじゃないの。
ちなみに、敵将(椎名桔平)の出で立ちは、まるでダースベイダー。
さすがにこれはやりすぎかも。笑っちゃったけどね。

武蔵役の松本潤は「花男」の道明寺しかイメージがなかったのだが、なかなかよい。
雪姫役の長澤まさみも勝気な姫様役がいい感じ。
戦乱の世に民と姫のラブストーリーなんてあり得ないのだけれど、まあ、許しますか。
面白かったので。

あ、黒澤作品との比較はやめておいた方がいいみたいです。念のため。

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS (公式サイト)
http://www.kakushi-toride.jp/


映画・DVD等 | 投稿者 きりう 16:57 | コメント(0)| トラックバック(0)
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