2010年03月05日
【感想】サヨナライツカ 辻仁成
先日、「中山美穂映画を見た、原作も読まなきゃ」という記事を書いたところ、
「ちょうど読んだところなんですよ」
と、部下のたかちゃん君が文庫を貸してくれた。
ありがたいことである。
その時は宮部みゆきの「楽園」に取り組み中だったので、すぐには読み始められなかったが、昨夜就寝前に何とか読了。
うん、映画で十分に消化できなかったところが文字で補われた気がする分、この原作小説の方が印象が良いかな。
ストーリーの細部の差も、オリジナルの良さを感じたよ。
こういうことなら、25年後の再会での感動も理解できるような気がする。
映画の方で共感できなかったシーンも、今ならちょっとはわかるかも・・・?
ただ、表面的に見れば、婚約者への(不倫に限りなく近い)背信のお話であることもあり、人によっては受け付けないストーリーかもしれないな、とは思った。
現にネット上には酷評コメントも散見されるしね。
映画同様、「ビミョーな評価」ってトコか。
ま、ワタシ自身の好みからいえば、完全にダメ!ってわけでもないので、この先もうしばらくは、辻仁成という作家の描く世界を探検してみようか、と考える次第。
お好きな方、オススメがあれば教えてくださいね。
(このブログの読者にそういう人がいるのかわからんけど。)
「ちょうど読んだところなんですよ」
と、部下のたかちゃん君が文庫を貸してくれた。
ありがたいことである。
その時は宮部みゆきの「楽園」に取り組み中だったので、すぐには読み始められなかったが、昨夜就寝前に何とか読了。
うん、映画で十分に消化できなかったところが文字で補われた気がする分、この原作小説の方が印象が良いかな。
ストーリーの細部の差も、オリジナルの良さを感じたよ。
こういうことなら、25年後の再会での感動も理解できるような気がする。
映画の方で共感できなかったシーンも、今ならちょっとはわかるかも・・・?
ただ、表面的に見れば、婚約者への(不倫に限りなく近い)背信のお話であることもあり、人によっては受け付けないストーリーかもしれないな、とは思った。
現にネット上には酷評コメントも散見されるしね。
映画同様、「ビミョーな評価」ってトコか。
ま、ワタシ自身の好みからいえば、完全にダメ!ってわけでもないので、この先もうしばらくは、辻仁成という作家の描く世界を探検してみようか、と考える次第。
お好きな方、オススメがあれば教えてくださいね。
(このブログの読者にそういう人がいるのかわからんけど。)
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