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きりう
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【感想】小学五年生 重松清

短編集。
書名のとおり、小学五年生のお話である。
主人公は、すべて「少年」だ。
女の子が出てくるのは、初めて意識され始めた「異性」としての存在。
むぅ、甘酸っぱい感じ。(笑)

あとがきによれば、本書所収の作品は、著者の少年時代が投影された物語らしい。
だが、ワタシ自身の昔話が下敷きになっているような、なんだか懐かしい感じがする。
たぶん、この時期の男の子が普遍的に持っている感性を表現しているからなんだろうね。
まあ、そういうものが読みたくて買ったんだから当たり前ではあるな。冷や汗

日記 日記 日記 日記 日記

読み終えて、リアル”小学五年生の少年”である息子に「読む?」と聞いてみた。
「読む!」叫びと言うので、先ほど手渡したところ。悪だくみ
大人としては「あの頃」を振り返る(懐かしがる)読み方をしてしまいがちだが、現在進行形の小学五年生はどう読むか?
ちょっと興味深いところである。
息子から感想を聞くのが今から楽しみだ。
(って、いつ読み終わるのか皆目検討がつかないけど。)


| 投稿者 きりう 22:53 | コメント(0)| トラックバック(0)
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