2010年07月16日
【感想】あやまち 沢村凛
本物の恋はきっと、言葉を交わす前に始まるのだ。相手が近くに立ったとき、顔も見ることなく、気配だけで、もうとらわれているのだ。頭が理解するのは、ずっと後だとしても。――(本文より)
ジャンルとしては、恋愛ミステリーっていうのかな。
人間ドックの待ち時間用に持っていった本である。
前夜に最寄り駅の書店で平積みになっている文庫本の中からテキトーに選んで購入。
そんな選び方なのでさして期待はしていなかった本書であるが、読み始めてみると結構面白い。
検査の合間合間に少しずつ読み進めるのがもどかしい感じ。
1日目の検査が終わって、まとまった時間ができたら一気に最後まで読み終えてしまった。
あらやだ、夜のお楽しみのはずだったのに。(謎)
謎解き・推理という意味では、さほどの驚きや新鮮味もないのだけれど、何と言うか、”ひきこもり寸前のアラサーが落ちる恋”に妙なリアリティを感じてしまった。
決してハッピーエンドなお話ではないのだけれど、読後感は「どこか優しい」という吉田伸子サンの解説に同感。
ジャンルとしては、恋愛ミステリーっていうのかな。
人間ドックの待ち時間用に持っていった本である。
前夜に最寄り駅の書店で平積みになっている文庫本の中からテキトーに選んで購入。
そんな選び方なのでさして期待はしていなかった本書であるが、読み始めてみると結構面白い。
検査の合間合間に少しずつ読み進めるのがもどかしい感じ。
1日目の検査が終わって、まとまった時間ができたら一気に最後まで読み終えてしまった。
あらやだ、夜のお楽しみのはずだったのに。(謎)
謎解き・推理という意味では、さほどの驚きや新鮮味もないのだけれど、何と言うか、”ひきこもり寸前のアラサーが落ちる恋”に妙なリアリティを感じてしまった。
決してハッピーエンドなお話ではないのだけれど、読後感は「どこか優しい」という吉田伸子サンの解説に同感。
コメント
この記事へのコメントはありません。