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きりう
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【感想】官僚たちの夏 城山三郎

ドラマ化される話題性から書店で平積みになっていた文庫。
佐藤浩市主演のそのドラマの方は見ていないのだが、原作の方を手に取った。
城山三郎氏の著作、ハズレであるはずがない。

昭和の、エリート官僚たちの、「天下国家」を論ずる夏。
ああ、きっと本当にこういう感じだったんだろうな。
今はきっと、仕事の進め方も官僚たちの「想い」も、だいぶ変貌したと思うけれど。

登場人物にはそれぞれモデルがいるとのこと。
政治家のセンセイたちは、ほとんど全員、誰だかわかりますね。
後々、大物になる人ばっかりだからかな。
(そこへいくと今の議員さんたちは・・・以下略。)

夏休みの読書にはちょうどよい感じの1冊でした。


| 投稿者 きりう 18:34 | コメント(0) | トラックバック(0)