2009年08月18日
夏休みの宿題
息子の夏休み、今年は少し短い。
今日からちょうど1週間後の火曜は、2学期の始業式だ。
校舎に冷房設備が入って暑い中での授業がなくなったからなのか、ゆとり教育の反省で授業時間を増やそうとしているからなのか、はたまたその両方なのか、理由は定かではないが、とにかく例年よりも1週間の短縮である。
となれば、当然、いまこの時期は宿題の追い込み中。
ワタシが夏季休暇を今週に設定しているのも、実はそれを見越してのことだったりするのですね。
思えば1年前の最終日は散々だったわけで。(家族総がかり?)
さすがに今年はその教訓が生きたか、本日時点で残っているのは自由研究のみである。
それも、一応はテーマを決めてあり、ある程度の下準備もしてある、との息子の弁。
ほほー、それならもはやお父さんの出番はなしか?と一瞬だけ期待したのだが、さにあらず。
その準備状況を見せてもらうに、おいおいと。
結局、なぜか資料集めに走っている今日のワタシなのである。
なのに、本人は、相方と一緒にお出かけ。
以前からの約束で相手のある話、断れないらしい。なんだよそれ。
まあ、仕事に比べればどうってことないからいいんだけど。
なんとかネタもそろったので、明日まとめる予定である。
あ、もちろん本人が、ね。
さて、夏休みの自由研究といえば、ワタシ自身、忘れられない思い出がある。
あれは確か、中学1年のとき。
社会科の宿題で、自由研究があった。
1学期に学んだのは日本の地理だったので、その関連の研究をする生徒が多かったと思う。
記憶が定かではないが、ワタシもご多分に漏れず、無難な内容のレポートを書いて提出したはずだ。
ところが、どこでどのような手違いがあったのか、ワタシの作品がクラスの中での特別賞になったとかで、教室の後の掲示板に張り出されることになった。
驚いたねえ。
自分の書いたレポートは、教科書の要約と百科事典からの一部丸写し、どう見ても手抜きがバレバレという代物。
何がどうしてどうなったらそんなことに?
嬉しいというよりひどい困惑をしたものだった。
翌日だったか、社会科の先生が授業を終えたのち、件の優秀作品たちを張り出した。
固唾を呑んで見守るワタシ。
そして、ついに張り出される特別賞作品。
模造紙いっぱいに日本地図。
47都道府県の境界線がきれいに区切られている。
これだけでも結構な力作。(自分で言うなよ。笑)
そして、各都道府県から吹き出しで説明の記述。
結構、細かに書いてある。
表なんかも入っていて、確かに見栄えはいい。
タイトル「全国高等学校野球選手権大会・優勝校分布」。
ちょっと待て、特別賞って、これかよ。
実はこれ、2学期の中ごろに開催される文化祭用に作成したもの。
クラス出し物のテーマが「スポーツの秋!大博覧会」と決まったのは、1学期の終わりことだった。
大掛かりなセットものを作れるだけの時間を確保するなら、早くから準備した方がいいよね、ということで夏休み前から取り掛かったものだ。
ワタシ自身は、そうしたメインの仕掛けものにタッチするでもなく、隅っこにこっそり展示することを目論んで、シコシコと日本地図を書いていたのだが…
どこかで自由研究に化けてしまったワタシの文化祭用出展作品。
もちろん、この結果を受けて、別の展示物をもうひとつ作成しなければならなくなったのは言うまでもありません。
「複雑な気分」とはこういうものか、と知った中1の夏でした。
って、気づけばもう30年も前なんですね。あーやだやだ。
今日からちょうど1週間後の火曜は、2学期の始業式だ。
校舎に冷房設備が入って暑い中での授業がなくなったからなのか、ゆとり教育の反省で授業時間を増やそうとしているからなのか、はたまたその両方なのか、理由は定かではないが、とにかく例年よりも1週間の短縮である。
となれば、当然、いまこの時期は宿題の追い込み中。
ワタシが夏季休暇を今週に設定しているのも、実はそれを見越してのことだったりするのですね。
思えば1年前の最終日は散々だったわけで。(家族総がかり?)
さすがに今年はその教訓が生きたか、本日時点で残っているのは自由研究のみである。
それも、一応はテーマを決めてあり、ある程度の下準備もしてある、との息子の弁。
ほほー、それならもはやお父さんの出番はなしか?と一瞬だけ期待したのだが、さにあらず。
その準備状況を見せてもらうに、おいおいと。
結局、なぜか資料集めに走っている今日のワタシなのである。
なのに、本人は、相方と一緒にお出かけ。
以前からの約束で相手のある話、断れないらしい。なんだよそれ。
まあ、仕事に比べればどうってことないからいいんだけど。
なんとかネタもそろったので、明日まとめる予定である。
あ、もちろん本人が、ね。
さて、夏休みの自由研究といえば、ワタシ自身、忘れられない思い出がある。
あれは確か、中学1年のとき。
社会科の宿題で、自由研究があった。
1学期に学んだのは日本の地理だったので、その関連の研究をする生徒が多かったと思う。
記憶が定かではないが、ワタシもご多分に漏れず、無難な内容のレポートを書いて提出したはずだ。
ところが、どこでどのような手違いがあったのか、ワタシの作品がクラスの中での特別賞になったとかで、教室の後の掲示板に張り出されることになった。
驚いたねえ。
自分の書いたレポートは、教科書の要約と百科事典からの一部丸写し、どう見ても手抜きがバレバレという代物。
何がどうしてどうなったらそんなことに?
嬉しいというよりひどい困惑をしたものだった。
翌日だったか、社会科の先生が授業を終えたのち、件の優秀作品たちを張り出した。
固唾を呑んで見守るワタシ。
そして、ついに張り出される特別賞作品。
模造紙いっぱいに日本地図。
47都道府県の境界線がきれいに区切られている。
これだけでも結構な力作。(自分で言うなよ。笑)
そして、各都道府県から吹き出しで説明の記述。
結構、細かに書いてある。
表なんかも入っていて、確かに見栄えはいい。
タイトル「全国高等学校野球選手権大会・優勝校分布」。
ちょっと待て、特別賞って、これかよ。
実はこれ、2学期の中ごろに開催される文化祭用に作成したもの。
クラス出し物のテーマが「スポーツの秋!大博覧会」と決まったのは、1学期の終わりことだった。
大掛かりなセットものを作れるだけの時間を確保するなら、早くから準備した方がいいよね、ということで夏休み前から取り掛かったものだ。
ワタシ自身は、そうしたメインの仕掛けものにタッチするでもなく、隅っこにこっそり展示することを目論んで、シコシコと日本地図を書いていたのだが…
どこかで自由研究に化けてしまったワタシの文化祭用出展作品。
もちろん、この結果を受けて、別の展示物をもうひとつ作成しなければならなくなったのは言うまでもありません。
「複雑な気分」とはこういうものか、と知った中1の夏でした。
って、気づけばもう30年も前なんですね。あーやだやだ。