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きりう
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【感想】 妻に捧げた1778話 眉村卓

眉村卓さんといえば、ワタシにとっては「ねらわれた学園」の著者というイメージがもっとも強い。
中学生の頃のワタシは薬師丸ひろ子サンが大好きで、彼女が主演した映画を見に行ったのだった。
(ちなみに同時上映はたのきんの「ブルージーンズメモリー」)

で、映画の後に原作本も読んだ。
映画と小説を二度楽しむのは、大昔からスタイルだったってことだな。
(こうやって書いてみるまであんまりちゃんと認識してなかったけど。)
でも、その後、眉村卓サンの著書をたくさん読む機会もまたあまりなかったのである。
それって自分自身が読みたがらなかったせいに他ならない。
眉村卓サン、あまり印象に残らなかったんですかねえ。
「セーラー服と機関銃」以降を読みまくった赤川次郎サンとは対照的だ。

時計 時計 時計 時計 時計

で、本作品で久々に眉村さんの本を手に取った次第である。
きっかけは本書が原作となった映画の宣伝。(見てないけどね。)

余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をする。
しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。
五年間頑張った妻が亡くなった日、最後の原稿の最後の行に夫は書いた―「また一緒に暮らしましょう」。
妻のために書かれた一七七八篇から選んだ十九篇に、闘病生活と四十年以上にわたる結婚生活を振り返るエッセイを合わせた、ちょっと風変わりな愛妻物語。


今秋で術後五年を迎えるワタシ。
それこそ一日一話ならぬ、一日一記事でブログを書き綴ってきたけれど、闘病生活の伴走者としての五年間とは比べものにならない。
でも、癌の発見が遅ければもはや我が身もこの世になかったかもしれないと思うと、やはり妙な感慨を覚えてしまうのであった。

うーん、人生って。ビミョー


| 投稿者 きりう 22:15 | コメント(0) | トラックバック(0)