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きりう
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ローマ人の物語 (文庫) / 塩野七生

この「ローマ人の物語」は文庫の1巻から持っている。今、取組中なのは第30巻だ。
五賢帝の最後の時代、哲人皇帝マルクス・アウレリウスの治世を描いたもの。
まだ読了していないのだが、目次によればその子コモドゥスまでがこの巻の守備範囲らしい。

この作品の感想は、最終巻を読み終わってから書こうと思っていた(…って、いつになるんだか。^^;)のだが、今日この記事を起こしたのは、印象的なフレーズがあったので、ぜひ書き留めておこうと思ったからである。

ブリリアントな人間に耐えられないのは、平凡な人間に上に立たれることなのだ。


ああ、何て言い得て妙なんだ。
この作品には、本当に何度も感心させられる。
きりうの昨今の身辺状況を説明するのに、これ以上ないフレーズではないか!

だから、この作品を途中で投げ出せないんだよねえ。
物語の終焉まで、もうしばらくは楽しませてもらおう。

ローマ人の物語 30 ―終わりの始まり〔中〕― /塩野七生 (新潮文庫)
http://www.shinchosha.co.jp/book/118180/


| 投稿者 きりう 22:45 | コメント(0)| トラックバック(0)
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