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きりう
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ローマ帝国の滅亡

原題 The Fall of the Roman Empire.
そのまんまですな。

先月見たグラディエーターと同じ題材を扱った作品で、より史実に近いストーリーだそうな。
こちらの方が製作は古く、1964年。
グラディエーターの製作スタッフが本作品を参考にしたという話も。

NHK衛星で放映されたのは9月のことなので、1ヶ月以上は確実に放置していた。
だって、映画を観るほどの長時間、DVDレコーダーとテレビを使えないもの。(笑)
週末に相方と息子がそれぞれ出かけていた間隙をぬって観たのでした。

で、感想ですが。

んー微妙。(笑)

まず、冗長だね。長い。退屈なシーンがちょっと多いかも。
放映されたのは完全なオリジナルではなく、かなりカットされているはずだが、ちょっとどうなのよ、という感じ。
グラディエーターと比べてはいけないかもしれないが、娯楽性では、のちのアカデミー賞作品に遠く及ばない。

しかし、ローマが衰退していく兆候を表現しているという意味では、こちらの方が示唆に富んだ描写ではある。
長い時間をかけて崩壊していく帝国の「終わりの始まり」がココ、といわれると、そうかもなあと思うような。
(でも、塩野七生先生によれば、史実に「近い」だけで、結局はフィクションなんだとか。所詮、映画ってことか。)

まあ、古代ローマ史の勉強にはなった。




映画・DVD等 | 投稿者 きりう 21:58 | コメント(0)| トラックバック(0)
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