2007年11月16日
クルマ
首都圏出身のきりうであるが、実家は、新興住宅街に古くからあった家(先住民?)であり、鉄道などの公共交通機関の便が良かったとはいえないところにある。
そのため、就職してまず欲しかったのがクルマだった。
入社1年目の夏、購入したのは、ホンダ・シビックの4ドアセダンの中古。
うれしくてあちこち走り回ったのを覚えている。湘南の海が多かったかな。
今考えると、よくあんな渋滞の中に好き好んで突っ込んで行ったと思うけど。(笑)
ところが入社3年目、勤務先のビル移転が決まり、片道の通勤時間が2時間近くなることが判明すると、都内にアパートを借りて、憧れの独り暮らしを始めることにした。
当然、3年目の若造の給料では、アパート代のほかに駐車場代まで賄うことは無理であり、また、ちょうど車検が迫っていたこともあって、シビックセダンは父親の知人に売却した。
独り暮らしは快適だったが、ほどなく、パラグライダーにハマった。
当初は、誰かのクルマに相乗りでスクールに連れて行ってもらっていたが、ハマり始めると人数調整やら待ち合わせの連絡やらが頻繁になり、一気に面倒くさくなった。
そして再び、クルマを持ちたいと考えるようになった。
そのために、経済面をなんとかしなければいけない。
会社の寮に入ることにした。23区内のアパートから、埼玉県朝霞市に都落ちである。
買ったのは、新車の日産・アベニール。
パラグライダースクールのある長野県木島平村まで、片道250kmをひた走った。
毎週毎週オドメータが500kmずつ増えていくのは壮観だったなあ。
相方と知り合った後のデートにも活躍したし、結婚後も乗っていた。
婚約時代、新婚時代の一番甘い時期を共有したクルマだった。
息子が生まれ、乗り降りの楽なクルマがいいね、と夫婦で話し合って買い換えたのが、トヨタ・ラウム。
スライドドアは実に楽だった。息子の幼少時代はラウムとともにあった。
相方はずっとペーパドライバーだったのだが、このラウムで運転をするようになった。
アベニールよりも排気量が小さくなったが、小回りが効いて相方も安心できたようだ。
6年ちょっと乗ったんだったかな。
今のわが愛車、日産・ティーダ。
Compact meets Luxuary. である。
息子も小学生になって、もうスライドドアじゃなくても大丈夫だろう、ということで、このスタイリングに一目惚れしたきりうが、「まだラウムでいい」という相方を何とか説得して購入に成功したのは、2年前。
でも、今じゃ相方の方がこのクルマ気に入ってんじゃないの?というほどである。
さて、週末はどこを走ろうか。
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