2008年10月21日
ありふれた魔法 / 盛田隆二
ありふれた、不倫の恋の物語。いや、不倫の恋がありふれているかどうかは不勉強なもので(汗)よく知らない。この小説のすごいところは、そんな不勉強者のきりうにも「ありふれた話」と錯覚させるだけのチカラがあることではないだろうか。日常の描写一つひとつがリアリティにあふれ、ああ本当にそうなんだなあ、と思うわけである。色っぽい描写がもっとあるかと期待(?)していたのだが、そこらへんはむしろあっさり味。(解説の大崎善生氏が
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