tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

口ほどにもない奴 ANNEX 【おことわり】管理人が不適当と思うコメントやトラックバックは予告なく削除します。ご了承ください。

きりう
<<  2009年 12月  >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最近の記事
打ち納め2012
12/29 19:00
年忘れ系
12/24 19:17
私設ジュニアアカデミ…
12/16 19:24
濡れネズミ
12/15 15:51
ドリームテニスARI…
12/09 21:36
【感想】OPEN  …
12/02 17:06
市民大会団体戦201…
11/20 22:50
月別アーカイブ
最近のコメント
I'm only g…
Daniel 10/30 02:19
What's the…
Lauren 10/29 00:55
I was born…
Sarah 10/25 17:24
A law firm…
heyjew 10/22 01:05
「日本の旅を始めたば…
グッチ 店舗 10/19 18:10
I'd like t…
pitfighter 10/18 21:27
中には2色ボールペン…
モンブラン 10/18 05:28
Can I call…
Mariah 10/15 15:03
I live in …
Gracie 10/10 22:13
I don't kn…
eblanned 10/09 19:00
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






【感想】謎とき村上春樹 石原千秋

「1Q84」で久しぶりに村上春樹を味わったのは、先月のこと。

ふと思い立って、「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」を読み返してみた。
すると、学生時代の感想と何かちょっと違う…
人生経験を積んだ分、解釈の広がり・深みが出てきたのかな、これは。

そんな中で、ふと目に留まったのが本書。
おお、あの「中学入試 国語のルール」で目から鱗の解説をされていた石原千秋先生だ。
(リンク先見にくくてごめんなさい。移転時の不具合を未修正のままでした。^^;)

謎だらけの小説から、誰も見つけてない宝物を探し当てることができるか-。
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」など全5作品を取り上げ、「自己神話化」する村上春樹文学の謎ときを試みる。


で、早速読む。
大学での講義録に加筆したものらしいが、面白い。
そうか、そういう解釈もあるのか。
大概は「わざわざそんな難しい読み方しなくても」という類の解釈ではあるのだが、ところどころ「おお鋭い!」と思わず膝を打った部分もあり、さすが著者、と思った次第。
特に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は、ほぼワタシ自身の感想にも合致していた。
これは気持ち良いね。(^^)

そんなわけで、村上春樹をちょっと深めた2009年の最終月なのである。
さて、次は誰の新作いこうか・・・


| 投稿者 きりう 22:50 | コメント(0)| トラックバック(0)
トラックバック
こちらの記事へのトラックバックは下のURLをコピーして行ってください。
コメント
この記事へのコメントはありません。
画像
画像の数字:
名前:
メールアドレス:
URL:
コメント: