2010年05月11日
【感想】名文どろぼう 竹内政明
元上司から、携帯メールが来た。
なんだろうと思って開いてみたら、新書の紹介だった。
>ご無沙汰です。
>昨日ふと立ち寄った本屋で買った新書が面白いので、紹介します。
<中略>
>帯には、「名文を引用して名文を書く技術」とあります。
へええ、と思い次のように返信。
>ご紹介ありがとうございます。
>早速、本屋に行ってみようと思います。
で、「早速」と言いつつも実際に購入したのは翌日くらいだったかな。
ちょうど高杉良に取り組み中だったので・・・スミマセン。
読んでみると、なるほど、確かに面白い。
ちょっと気の利いたセンテンスの紹介、というのが本書の基本的な構成なのだが、選定された「名文」には、思わずニヤリとさせられるものが多い。
と、同時に感じたのは、著者の守備範囲の広さと、「名文」を選ぶ眼の確かさ、ウィットに富んだ著者自身の表現。
それが、いかにも新書という感じでコンパクトにおさめられている。
さすがは 讀賣新聞 編集手帳。
最初の携帯メールを読んだ時点では、格調高い文章を書くコツなどを解説してくれている本かと勝手に想像した。
それとはちょっと趣が違ったけれど、満足の一冊だった。
良い意味で裏切られたね。
ここまでの域には達することはおそらくないだろうが、ワタシも珠玉の名文のひとつも書いてみたいものだ。
・・・ということで、元上司に再度感謝。
ありがとうございました。
なんだろうと思って開いてみたら、新書の紹介だった。
>ご無沙汰です。
>昨日ふと立ち寄った本屋で買った新書が面白いので、紹介します。
<中略>
>帯には、「名文を引用して名文を書く技術」とあります。
へええ、と思い次のように返信。
>ご紹介ありがとうございます。
>早速、本屋に行ってみようと思います。
で、「早速」と言いつつも実際に購入したのは翌日くらいだったかな。
ちょうど高杉良に取り組み中だったので・・・スミマセン。
読んでみると、なるほど、確かに面白い。
ちょっと気の利いたセンテンスの紹介、というのが本書の基本的な構成なのだが、選定された「名文」には、思わずニヤリとさせられるものが多い。
と、同時に感じたのは、著者の守備範囲の広さと、「名文」を選ぶ眼の確かさ、ウィットに富んだ著者自身の表現。
それが、いかにも新書という感じでコンパクトにおさめられている。
さすがは 讀賣新聞 編集手帳。
最初の携帯メールを読んだ時点では、格調高い文章を書くコツなどを解説してくれている本かと勝手に想像した。
それとはちょっと趣が違ったけれど、満足の一冊だった。
良い意味で裏切られたね。
ここまでの域には達することはおそらくないだろうが、ワタシも珠玉の名文のひとつも書いてみたいものだ。
・・・ということで、元上司に再度感謝。
ありがとうございました。
コメント
この記事へのコメントはありません。