2008年01月09日
筆記用具への愛着
先週金曜、万年筆を買ってみた。
なに、安物である。高級ブランドのプチ自慢をしたいわけではない。
筆記用具にまつわるいろいろなことを思い出した、という話。
******************
初めて万年筆を手にしたのは、中学に入るときだった。
旺文社「中一時代」の年間購読予約をすると、世界のホームラン王である王貞治選手のサイン入り万年筆がプレゼントされるという、いわばオマケの品である。
それでも、万年筆を持つことで、何となく「大人」に近づいた気分を味わえた。
しかし、この王選手の万年筆、あっという間にペン先が使い物にならなくなった。
オマケなりの品質だったせいもあろうが、当時のきりうは筆圧がやたらと強かったのである。
(筆圧が強くなったのも相応の理由があるのだが、そのエピソードは別の機会に。)
で、中学生だったきりうの興味は、シャープペンシルに移行した。
これなら筆圧が強くても大丈夫。(^^)
当時、お小遣いのかなりの部分を筆記用具の購入に充てていた。
シャープペンシルばかり、何本も買ったものだ。
特に、「大人」を感じさせるデザインのものが好きだった。
あれらの筆記用具はどうしたんだろう? みんな捨てちゃったのかな。
大学に入ってまともに使わなくなったせいで、それらの行く末についての記憶が全くない。
(言い訳になるが、きりうの通っていた大学は試験にボールペン使用が義務付けられるというヘンな学校なので、シャープペンシルはあまり出番がなかったといえる。ええホントに。)
会社に入れば、書類はワープロやパソコンで作るものと教えられた。
しかも、安価で使いやすいシャープペンシルやボールペンが会社の費用で提供される。
これでノートやメモをとればいいのだから、筆記用具への関心など何処かへいってしまった。
でも、最近身の回りを見ると、同僚の何人かが、結構良さげな筆記用具を使っている。
会社が購入したものではなく、自前の筆記用具。
特に、万年筆を使っている人がカッコイイ。
何だかわからないが、どうも惹かれる。 オレも使ってみようかな。
******************
購入動機は、上述のとおり、「見た目のかっこよさ」以上のものではない。
だが、使い始めてみると、万年筆で文字を書くってのは、なかなか気持ちがよい。
安物でこれだ。本当に良いものを使ったらさぞや・・・・と思ってしまう。
物欲には終わりがないね。(^^;;;
なに、安物である。高級ブランドのプチ自慢をしたいわけではない。
筆記用具にまつわるいろいろなことを思い出した、という話。
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初めて万年筆を手にしたのは、中学に入るときだった。
旺文社「中一時代」の年間購読予約をすると、世界のホームラン王である王貞治選手のサイン入り万年筆がプレゼントされるという、いわばオマケの品である。
それでも、万年筆を持つことで、何となく「大人」に近づいた気分を味わえた。
しかし、この王選手の万年筆、あっという間にペン先が使い物にならなくなった。
オマケなりの品質だったせいもあろうが、当時のきりうは筆圧がやたらと強かったのである。
(筆圧が強くなったのも相応の理由があるのだが、そのエピソードは別の機会に。)
で、中学生だったきりうの興味は、シャープペンシルに移行した。
これなら筆圧が強くても大丈夫。(^^)
当時、お小遣いのかなりの部分を筆記用具の購入に充てていた。
シャープペンシルばかり、何本も買ったものだ。
特に、「大人」を感じさせるデザインのものが好きだった。
あれらの筆記用具はどうしたんだろう? みんな捨てちゃったのかな。
大学に入ってまともに使わなくなったせいで、それらの行く末についての記憶が全くない。
(言い訳になるが、きりうの通っていた大学は試験にボールペン使用が義務付けられるというヘンな学校なので、シャープペンシルはあまり出番がなかったといえる。ええホントに。)
会社に入れば、書類はワープロやパソコンで作るものと教えられた。
しかも、安価で使いやすいシャープペンシルやボールペンが会社の費用で提供される。
これでノートやメモをとればいいのだから、筆記用具への関心など何処かへいってしまった。
でも、最近身の回りを見ると、同僚の何人かが、結構良さげな筆記用具を使っている。
会社が購入したものではなく、自前の筆記用具。
特に、万年筆を使っている人がカッコイイ。
何だかわからないが、どうも惹かれる。 オレも使ってみようかな。
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購入動機は、上述のとおり、「見た目のかっこよさ」以上のものではない。
だが、使い始めてみると、万年筆で文字を書くってのは、なかなか気持ちがよい。
安物でこれだ。本当に良いものを使ったらさぞや・・・・と思ってしまう。
物欲には終わりがないね。(^^;;;