2009年01月21日
審理
裁判員制度の広報用映画は、先日、法務省製作・中村雅俊監督の「裁判員制度?もしもあなたが選ばれたら?」を見たばかり。だが、広報用映画は最高裁判所がつくったものもあるようでして。そのうちの一本がこちら、酒井法子主演の「審理」。法務省版が裁判員制度全体のあらましなのに対し、こちらはタイトルどおり、法廷の様子に重点を置いている。もう少し深く理解してもらおうという意図なんだろうね。確かにイメージはしやすくなると思うよ。裁判官役の星野真里とか、役者が結構豪華な点は法務省版と同じような傾向。いやぁ、制度導入側の「理解してもらいたい」という思い、必死ですなあ。多少は面白くみせようとシナリオ的な工夫点と思えるシーンもあり。最高裁判所版の広報用映画は他にもまだ何本かあって、近日中にもう一本見る予定。こちらもなかなかの俳優ぞろいである。最初は何だかなあと思って見ていたが、妙に楽しみになってきた。(笑)