2007年06月13日
裁判長! これで執行猶予は甘くないすか / 北尾トロ
以前同僚に借りた『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)が面白かったので、本書も。(^^)
本書で一番印象深いのは、痴漢えん罪被害者救済ネットワーク代表の男が携帯盗撮で捕まった事件の傍聴の際、映画監督の周防正行氏と一緒になったこと。
このとき著者は周防監督と直接言葉を交わさなかったようだが、監督がバッグから著者の本(おそらく、前述の『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』だろう)を取り出し、連れの男性に「そういえば、こんな本を読んでいる」と話しているところに遭遇したそうな。
周防監督は、この後、映画「それでもボクはやっていない」(公式サイト)を撮ったのだそうだ。なるほど。
(ちなみに、この映画、日本の裁判制度の問題点が凝縮されている素晴らしい作品だと思う。)
そして、笑ったのが、映画に出てくる興味本位の傍聴マニアは、脚本では「北尾」という役名になっているという事実を、後日、周防監督が著者に話した、ということ。
とほほほ。・・・だそうである。(^^)
なかなか面白いので、ご興味のある方はぜひ。
裁判長! これで執行猶予は甘くないすか / 北尾トロ (文藝春秋)
http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/67/56/9784163675602.shtml
本書で一番印象深いのは、痴漢えん罪被害者救済ネットワーク代表の男が携帯盗撮で捕まった事件の傍聴の際、映画監督の周防正行氏と一緒になったこと。
このとき著者は周防監督と直接言葉を交わさなかったようだが、監督がバッグから著者の本(おそらく、前述の『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』だろう)を取り出し、連れの男性に「そういえば、こんな本を読んでいる」と話しているところに遭遇したそうな。
周防監督は、この後、映画「それでもボクはやっていない」(公式サイト)を撮ったのだそうだ。なるほど。
(ちなみに、この映画、日本の裁判制度の問題点が凝縮されている素晴らしい作品だと思う。)
そして、笑ったのが、映画に出てくる興味本位の傍聴マニアは、脚本では「北尾」という役名になっているという事実を、後日、周防監督が著者に話した、ということ。
とほほほ。・・・だそうである。(^^)
なかなか面白いので、ご興味のある方はぜひ。
裁判長! これで執行猶予は甘くないすか / 北尾トロ (文藝春秋)
http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/67/56/9784163675602.shtml
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