2007年09月21日
嗚咽 / 2ちゃんねる新書編集部
文庫版・ローマ人の物語「終わりの始まり」(29-31巻)を読み終えてちょっと疲れていたせいか、ライトな読み物が欲しいなあ、と思って買ってしまった2ちゃんねる新書である。
個々のエピソードは、確かに「泣ける」ものが多い。
何でもいいから泣きたい、という向きにはなかなかいいだろう。
しかし、匿名掲示板であるがゆえ、それらのエピソードが真実であるという保証はなく、無条件に泣いてしまっていいものか、ひねくれ者のきりうはちょっと躊躇した。
それと、所詮は掲示板の書き込みを編集したものなので、本になってしまうとトータルとしての価値は何ほどのものでもなく、ちょっと失敗だったかなあ・・・と。^^;
ネットに載っているところを目撃したのであれば、また違った感想をもつとは思う。
特に、書籍化の過程で削除されたであろう、ノイズともいうべき無関係な書き込みを含めて見た場合には、本当に「良スレ」だと感じられるかもしれない。
これは。。。ネットで見ればよかったなあ。
ところで、ふと思い出したのだが、電車男とエルメスは本当に実在するのか?なんて、話題になったこともあった。
結局、ネット空間に完全に身を委ねていないと(=スレの住人になるくらいでないと)、感情移入は難しいんじゃないかと思う。
(ちなみに、電車男は「まとめサイト」を読みました。本は読んでません。)
ネットとの付き合い方は、まだまだ難しい。
嗚咽 2ちゃんねるの泣ける話 / 2ちゃんねる新書編集部 (ぶんか社)
http://www.auto-g.jp/bk/070901_2ch/01/index.html
個々のエピソードは、確かに「泣ける」ものが多い。
何でもいいから泣きたい、という向きにはなかなかいいだろう。
しかし、匿名掲示板であるがゆえ、それらのエピソードが真実であるという保証はなく、無条件に泣いてしまっていいものか、ひねくれ者のきりうはちょっと躊躇した。
それと、所詮は掲示板の書き込みを編集したものなので、本になってしまうとトータルとしての価値は何ほどのものでもなく、ちょっと失敗だったかなあ・・・と。^^;
ネットに載っているところを目撃したのであれば、また違った感想をもつとは思う。
特に、書籍化の過程で削除されたであろう、ノイズともいうべき無関係な書き込みを含めて見た場合には、本当に「良スレ」だと感じられるかもしれない。
これは。。。ネットで見ればよかったなあ。
ところで、ふと思い出したのだが、電車男とエルメスは本当に実在するのか?なんて、話題になったこともあった。
結局、ネット空間に完全に身を委ねていないと(=スレの住人になるくらいでないと)、感情移入は難しいんじゃないかと思う。
(ちなみに、電車男は「まとめサイト」を読みました。本は読んでません。)
ネットとの付き合い方は、まだまだ難しい。
嗚咽 2ちゃんねるの泣ける話 / 2ちゃんねる新書編集部 (ぶんか社)
http://www.auto-g.jp/bk/070901_2ch/01/index.html
コメント
この記事へのコメントはありません。