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口ほどにもない奴 ANNEX 【おことわり】管理人が不適当と思うコメントやトラックバックは予告なく削除します。ご了承ください。

きりう
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親の期待、子の興味

相方とテニス談義になると、よく言われるセリフがある。 あぁ、学生の頃からテニスやってればナー

しかし、学生時代からテニスをやっていたきりうにしてみれば、 おう、おかげで今の自分があるんだ、よかったぜ
となるわけでもなく、むしろ、 あぁ、もっと子供の頃からテニスやってればナー
などという、似て非なる感想を持っていたりするのである。これでは、話が噛み合うわけがない。(笑)

むしろ、学生時代は自分の意思でテニスをやろうと決められたわけで、それをしなかったのは自業自得。
対して、幼少の頃からテニスに触れるかどうかは、一にかかって親の問題である。
よって、きりうの嘆きの方が、相方のそれよりもより深いのである。違うか。(^^;;;

現実問題として、現代の世界のトッププロは、3歳とか5歳からラケットを持っていた者がほとんど。
すなわち、スタートラインには立たせたのは親である、というのは紛れもない事実である。

さすれば、我らが息子にもチャンスを、とばかり、2歳からラケットをもたせてみたが・・・
今のところは、少なくとも「世界を目指す」というカンジではない。(^^;
周りにはもう大人顔負けのボールを打っている同い年の子供もいるのだけどね。

どうも、「いろいろやらにゃいけないことの一つ」くらいにしか思っていない様子。ちょいと残念である。
息子の興味は、どちらかというと野球のほうにありそうだ。
ま、男の子だし、それもアリではあるのだが。

*************

思い起こしてみれば、きりう自身もそうだったと感慨にふけるわけである。

実は、きりうは小学生の頃、トランペットを習っていたのであった。
当時、ピアノを習っている人は結構いたと思うが、トランペットを習うというのは割と珍しい部類ではなかったろうか。

今にして思うのだが、これは子供のうちから楽器に触れさせておくことで、大きくなってから後悔することがないように、という父の配慮だった気がする。

一方で、父は、きりうに自衛隊やら警察やら消防やらの音楽隊に入ることを期待するような発言を時々していた。
もしかしたら、自分がそうしたかったのに楽器の才がなくて断念したなどの事情があったのかもしれない。

しかし、当時のきりうは、トランペット自体は嫌いではなかったものの、それで身を立てる気などさらさらなく、興味はもっぱら野球にあったのだった。(小学校の卒業文集には、将来の夢として、堂々とプロ野球選手と書いてある。中学で野球部に入らなかったヘタレであるにもかかわらず、だ。ちゃんちゃらおかしいぜ。)

親の期待と子の興味。
それは一致しないのが普通なのかいな、などと思う秋の夜長なのであります。

********************

さーてと・・・寝るかな。


回想 | 投稿者 きりう 23:59 | コメント(0)| トラックバック(0)
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