2008年01月04日
チーム・バチスタの栄光 / 海堂尊
新年最初の読書は、第4回「このミス」大賞受賞作の文庫版。
たいへん売れているらしいが、それも頷ける。文句なしに面白い。
医療ミステリーというと何だか難しそうだが、描写が平明でわかりやすいところがいいね。
それでいて、素人にもリアリティがあると感じさせるのだから大したものである。
難しいことをわかりやすく書くことほど難しいことはない、とは自分の仕事でよく思うこと。
著者は現役医師らしいが、医師ならば書けるという文章ではないと思う。見習いたいものだ。
また、解説にも書かれていたが、現代医療の問題点を内包している点も興味深い。
きりうが手術を受けたのは大学病院ではないけれど、似たような問題があるのかな。
ちょっと考えてしまった。
***********
さて本作品、来月にも映画が公開される。
主役の一人を竹内結子が演じるそうだ。役名は田口公子。
原作では、田口公平という男性医師なのだが・・・どんな味付けになっているのか。
その他のキャストも、白鳥圭輔役の阿部寛をはじめ、なかなかの顔ぶれ。
公開が待ち遠しいところである。
チーム・バチスタの栄光 [上] (宝島社文庫)
http://tkj.jp/book/book_70616101.html
チーム・バチスタの栄光 [下] (宝島社文庫)
http://tkj.jp/book/book_70616301.html
たいへん売れているらしいが、それも頷ける。文句なしに面白い。
医療ミステリーというと何だか難しそうだが、描写が平明でわかりやすいところがいいね。
それでいて、素人にもリアリティがあると感じさせるのだから大したものである。
難しいことをわかりやすく書くことほど難しいことはない、とは自分の仕事でよく思うこと。
著者は現役医師らしいが、医師ならば書けるという文章ではないと思う。見習いたいものだ。
また、解説にも書かれていたが、現代医療の問題点を内包している点も興味深い。
きりうが手術を受けたのは大学病院ではないけれど、似たような問題があるのかな。
ちょっと考えてしまった。
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さて本作品、来月にも映画が公開される。
主役の一人を竹内結子が演じるそうだ。役名は田口公子。
原作では、田口公平という男性医師なのだが・・・どんな味付けになっているのか。
その他のキャストも、白鳥圭輔役の阿部寛をはじめ、なかなかの顔ぶれ。
公開が待ち遠しいところである。
チーム・バチスタの栄光 [上] (宝島社文庫)
http://tkj.jp/book/book_70616101.html
チーム・バチスタの栄光 [下] (宝島社文庫)
http://tkj.jp/book/book_70616301.html
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