2008年01月16日
松田聖子と中森明菜 / 中川右介
80年代はアイドルの時代だったと思う。
ニューミュージックと呼ばれたジャンルも聴いた。洋楽も間違いなく好きだった。
けれど、なんだかんだ言ってランキングは、「ザ・ベストテン」が基本だったと思う。
あの頃特有の「好き」が、アイドルなのかな。(^^;;;
本書、タイトルこそ「松田聖子と中森明菜」だが、内容の軸は聖子にある。
松田聖子をより明確に浮かび上がらせるために、中森明菜も語られているという感じ。
明菜ファンには不満だろうが、著者が述べたいのは聖子のようだから、仕方がないよね。
さて、本書によれば、松田聖子は山口百恵のアンチテーゼとして成功したのだという。
そして、中森明菜は松田聖子のアンチテーゼとして登場したのだそうだ。
こういう論考は、今だから「なるほど」と思えることで、当時は ♪私は私よ関係ないわ だったろう。
また、(松田聖子の歌の多くを作詞している)松本隆の作品世界が、晩婚化・少子化の原因だとかいうような、いささか無理があると思える議論もところにより展開されている。
でも、概ね客観的な事実を中心にした記述であり、それ自体はなかなか良い。
読んでいて、ああそうだったそうだった、と思い出す。青春へのタイムトリップ。(笑)
この二人の名前に、ピピッと反応する世代は読んでみるといい。面白いよ、たぶん。
そういえば、聖子のLP「ユートピア」、実家のドコかにしまってあったような・・・
松田聖子と中森明菜 / 中川右介 (幻冬社新書)
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=300338
ニューミュージックと呼ばれたジャンルも聴いた。洋楽も間違いなく好きだった。
けれど、なんだかんだ言ってランキングは、「ザ・ベストテン」が基本だったと思う。
あの頃特有の「好き」が、アイドルなのかな。(^^;;;
本書、タイトルこそ「松田聖子と中森明菜」だが、内容の軸は聖子にある。
松田聖子をより明確に浮かび上がらせるために、中森明菜も語られているという感じ。
明菜ファンには不満だろうが、著者が述べたいのは聖子のようだから、仕方がないよね。
さて、本書によれば、松田聖子は山口百恵のアンチテーゼとして成功したのだという。
そして、中森明菜は松田聖子のアンチテーゼとして登場したのだそうだ。
こういう論考は、今だから「なるほど」と思えることで、当時は ♪私は私よ関係ないわ だったろう。
また、(松田聖子の歌の多くを作詞している)松本隆の作品世界が、晩婚化・少子化の原因だとかいうような、いささか無理があると思える議論もところにより展開されている。
でも、概ね客観的な事実を中心にした記述であり、それ自体はなかなか良い。
読んでいて、ああそうだったそうだった、と思い出す。青春へのタイムトリップ。(笑)
この二人の名前に、ピピッと反応する世代は読んでみるといい。面白いよ、たぶん。
そういえば、聖子のLP「ユートピア」、実家のドコかにしまってあったような・・・
松田聖子と中森明菜 / 中川右介 (幻冬社新書)
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=300338
コメント
この記事へのコメントはありません。