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きりう
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【感想】落日燃ゆ

3月15日にテレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャルとして放映された本作品。
ワタシ自身は見逃してしまったのだが、何と上司が録画していたというので、DVDに焼いていただいた。
平日はなかなか見る時間が取れず、本日ようやく視聴。
ありがとうございます。ナイス!

広田弘毅という人物については、日本史のお勉強で知っている程度である。
極めて断片的な知識だ。

そして、城山三郎の手になる原作には高い評価が与えられている。
「そのうち読もう」と思っていたが、いまだに手に取っていない一冊だ。
だから、このドラマから原作に対する「なんとなくのイメージ」を抱く。

なるほど、感動的じゃん。

でもねえ、広田弘毅って本当にこんなに理想的とも言える人物だったんだろうか。
自身が首相のとき、軍部大臣現役武官制を復活させたんだよね。
そこらへんがゴニョゴニョって感じに処理されていて、ちょっと変な感じ。

そう思ってたら最後に「フィクションです」とのテロップ。
ううむ、やっぱり娯楽性を高めるための演出なんだろうなあ。
まあ、歴史小説なんて史実と多少は違うことを言わないと面白くないからね。

でもまあ、いいお話です。
「自ら計らわず」って、非常時の首相としてはいかがなものかって気がするけど人間的。

原作はまた味わいも違うかな。
本当に近々読んでみよう。



■落日燃ゆ(テレビ朝日)
http://www.tv-asahi.co.jp/rakujitsu/
映画・DVD等 | 投稿者 きりう 20:47 | コメント(0)| トラックバック(0)
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