2007年08月03日
ハゲタカⅡ / 真山仁
前作「ハゲタカ」が大変面白く、続編も絶対に読もうと決意した記事はこちら。
人間ドックの前日、待ち時間の読書用に購入しようと、閉店間際の書店(会社から一番近い本屋)に駆け込んだが、残念ながらそこには上巻しか置いてなかった。
この上巻、ドックからの帰りの電車で読み終わってしまい、とても中途半端。^^;
続きを読みたいなあ、とあちこちの書店を覗くのだが、前作「ハゲタカ」は平積みになっているのに、
この「ハゲタカⅡ」は品切れ店だらけであった。もしや大人気???
ようやく下巻を手に入れたのは、それから3日後の日曜(7/29)。
そのおかげで、今週の通勤電車は鷲津ワールドにどっぷり浸れる時間となった。
で、内容はというと、前作から1年後という設定である。
2004年~2006年というと、本当につい最近じゃん。
鈴紡(モデルはカネボウと思われる)、月華(モデルは花王と思われる)、シャイン(モデルはキヤノンと思われる)など、ここ数年の実話を彷彿とさせる前半のストーリー展開は相変わらず面白く、期待に違わぬ出来である。
しかし、物語後半、よりスケールが大きくなり、世界規模の話になるにつれ、鷲津の動きがスーパーマン過ぎて、ちょっと現実離れしてきた感じがする。
前作も含め、それまでが適度なリアリティを持った小説だけに、こういう展開は人によっては気に入らないのではないかな、と思う。
特に、ラストは、ちょっと都合よくまとめすぎた感が否めないかな。
幸いにして、きりうはこういう登場人物大活躍系のストーリーも嫌いではないからいいのだけれどね。
本書末尾の to be continued ... で、おお、また続編があるのか!(^^)
と、ちょっとうれしい気分。
単純だなあ。次もきっと買っちゃうんだろうなぁ。。。
ハゲタカⅡ(上) / 真山仁 (講談社文庫)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2756870
ハゲタカⅡ(下) / 真山仁 (講談社文庫)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2756897
人間ドックの前日、待ち時間の読書用に購入しようと、閉店間際の書店(会社から一番近い本屋)に駆け込んだが、残念ながらそこには上巻しか置いてなかった。
この上巻、ドックからの帰りの電車で読み終わってしまい、とても中途半端。^^;
続きを読みたいなあ、とあちこちの書店を覗くのだが、前作「ハゲタカ」は平積みになっているのに、
この「ハゲタカⅡ」は品切れ店だらけであった。もしや大人気???
ようやく下巻を手に入れたのは、それから3日後の日曜(7/29)。
そのおかげで、今週の通勤電車は鷲津ワールドにどっぷり浸れる時間となった。
で、内容はというと、前作から1年後という設定である。
2004年~2006年というと、本当につい最近じゃん。
鈴紡(モデルはカネボウと思われる)、月華(モデルは花王と思われる)、シャイン(モデルはキヤノンと思われる)など、ここ数年の実話を彷彿とさせる前半のストーリー展開は相変わらず面白く、期待に違わぬ出来である。
しかし、物語後半、よりスケールが大きくなり、世界規模の話になるにつれ、鷲津の動きがスーパーマン過ぎて、ちょっと現実離れしてきた感じがする。
前作も含め、それまでが適度なリアリティを持った小説だけに、こういう展開は人によっては気に入らないのではないかな、と思う。
特に、ラストは、ちょっと都合よくまとめすぎた感が否めないかな。
幸いにして、きりうはこういう登場人物大活躍系のストーリーも嫌いではないからいいのだけれどね。
本書末尾の to be continued ... で、おお、また続編があるのか!(^^)
と、ちょっとうれしい気分。
単純だなあ。次もきっと買っちゃうんだろうなぁ。。。
ハゲタカⅡ(上) / 真山仁 (講談社文庫)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2756870
ハゲタカⅡ(下) / 真山仁 (講談社文庫)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2756897