2008年11月14日
伊達公子がすごいのか、中村藍子がだらしないのか
全日本テニス:戦後2人目の「30代女王」に王手…伊達【テニス全日本選手権・女子単準決勝】中村藍子をストレートで降し、笑顔で歓声にこたえるクルム伊達公子=東京・有明コロシアムで2008年11月14日、馬場理沙撮影 38歳の快進撃は止まらない。14日のテニス全日本選手権女子シングルス準決勝で、クルム伊達公子が前回覇者の中村藍子をストレートで退け、連覇した91、92年以来の決勝進出を決めた。http://mainichi.jp/select/today/news/20081115k0000m050080000c.htmlあるかもしれない、とは思っていたが、本当に決勝まで勝ち上がるとは。しかも準決勝の相手、中村藍子選手だよ。仮にもフェド杯の日本代表だったはずでは。(あれ、違ったっけか?)ほぼ同世代の伊達さんが活躍するのは、我々に勇気を与えてくれる。もっと平たく言うと、めちゃくちゃ嬉しい。だけど、日本の女子テニス界にとって、これってどうなんだろうか、とふと思うのである。彼女の復帰理由は「若手に刺激を与えたい」(正確な表現は忘れたけど)だったはず。このトシでもこんなにやれる、若い人ならもっとやれるはず、という趣旨だと思ったんだが。それが本人がこんなに勝っちゃって、本当に若手の刺激レベルで済んでいるんだろうか。中村が負けちゃうようじゃ、それより下位ランクの選手には絶望感になりゃしないか。どうも、その辺が心配だ。まあ、そんなんで絶望するくらいじゃ世界では通用しないってことかもしれないけどね。厳しいかな。以上、驚きと嬉しさと少しの不安がまざった、ビミョーなニュースでした。でも・・やっぱ、伊達さんがすごいのかな。うーむ、ようわからん。