2009年06月02日
【感想】ホームレス中学生 麒麟・田村裕
ものすごく売れていたのは知っていたが、芸人さんの自叙伝に千数百円を払う決心がどうしてもつかずスルーしていた本。
ブックオフに行ったら300円。
それを、たまっていたTポイントでゲットである。
これくらいならいいや。
で、想定&前評判どおり、お世辞にも文章はうまくない。
また、芸人さんの本であるから、脚色や誇張もあるんだろうと思う。
少し頑張りすぎちゃっている感、なきにしもあらず。
しかし、なるほど売れるだけのことはある中身だ。
ホームレスという言葉から連想される貧乏話もさることながら、人と人とのつながり、思いやり、家族の絆など、著者がまっとうな人間として生きることの意味を学んでいくさま。
そういったことが語られる終盤、そして、多くの人に謝辞を述べている、あとがき。
これらが本書のキモかな、と思うわけである。
文章がうまくない点が、そうした魅力を増幅して涙腺を刺激するのかな、とも。
読み終えて何が残るというほどのものでもないが、いわゆるイイ話である。
笑って泣いて、明日への活力にどうぞ!という感じかな。
ワタシ自身、そういう気分にしてもらえたのでね。
…って、会社行って現実に直面すると一気にテンション下がってたりするんですが。(苦笑)
ブックオフに行ったら300円。
それを、たまっていたTポイントでゲットである。
これくらいならいいや。
で、想定&前評判どおり、お世辞にも文章はうまくない。
また、芸人さんの本であるから、脚色や誇張もあるんだろうと思う。
少し頑張りすぎちゃっている感、なきにしもあらず。
しかし、なるほど売れるだけのことはある中身だ。
ホームレスという言葉から連想される貧乏話もさることながら、人と人とのつながり、思いやり、家族の絆など、著者がまっとうな人間として生きることの意味を学んでいくさま。
そういったことが語られる終盤、そして、多くの人に謝辞を述べている、あとがき。
これらが本書のキモかな、と思うわけである。
文章がうまくない点が、そうした魅力を増幅して涙腺を刺激するのかな、とも。
読み終えて何が残るというほどのものでもないが、いわゆるイイ話である。
笑って泣いて、明日への活力にどうぞ!という感じかな。
ワタシ自身、そういう気分にしてもらえたのでね。
…って、会社行って現実に直面すると一気にテンション下がってたりするんですが。(苦笑)