2007年08月31日
Life 天国で君に逢えたら
自分が遊ぶのに使ってよい夏休みの2日めは、映画を見に行ってきた。
『Life 天国で君に逢えたら』。
2005年に亡くなった、元プロウィンドサーファーの飯島夏樹さんの著書が原作である。
きりうがこのBlogを始めたきっかけは、自分自身が癌になったからである。
前にも書いたが、腎臓の腫瘍が癌だと知ってからは、癌闘病記の類をかなり読んだ。
飯島さんの著書である「天国で君に逢えたら」と「ガンに生かされて」は、その中でもかなり強い印象がある。
だから、映画化されると知って、絶対に見に行こうと決めていたのだ。
で、中身。
自伝的小説であり半フィクションである「天国で君に逢えたら」と、
闘病エッセイでありノン・フィクションである「ガンに生かされて」を ミックスしたようなストーリー。
美しい映像とちょっとクサい演出。
大沢たかおと伊東美咲では、ちょっといい男いい女過ぎるが。
でもね、映画だけ見た人の感想はどうだかわからないけれど、原作2冊をしっかり読み込んで、
かつ、ちょびっとだけど、癌ともお付き合いしている身であるきりうは、もう冒頭から涙腺がゆるゆるになってしまったのである。
本当に幸せだったんだろうなあ。
夏樹さんも、妻の寛子さんも。
子どもたちにも、こうしてそれぞれの人生へのメッセージをしっかりと残して。
大したもんだよ。
翻って、自分。
入院だ、手術だと大騒ぎしていた頃は、相方への感謝の念や息子に伝え残すべきことなど、
ものすごくたくさん考えたものだが、このところ、そういうものが薄れてきていた。
癌はもう治っちゃったと勝手に信じているが、癌の発病を通じて感じた自分自身の人生のあり方や家族への想いなんかは、きっと忘れてはいけないんだろうなと思う。
しっかりしなくちゃ、だな。
『Life 天国で君に逢えたら』 <公式サイト>
http://www.life-tenkimi.jp/index.html
『Life 天国で君に逢えたら』。
2005年に亡くなった、元プロウィンドサーファーの飯島夏樹さんの著書が原作である。
きりうがこのBlogを始めたきっかけは、自分自身が癌になったからである。
前にも書いたが、腎臓の腫瘍が癌だと知ってからは、癌闘病記の類をかなり読んだ。
飯島さんの著書である「天国で君に逢えたら」と「ガンに生かされて」は、その中でもかなり強い印象がある。
だから、映画化されると知って、絶対に見に行こうと決めていたのだ。
で、中身。
自伝的小説であり半フィクションである「天国で君に逢えたら」と、
闘病エッセイでありノン・フィクションである「ガンに生かされて」を ミックスしたようなストーリー。
美しい映像とちょっとクサい演出。
大沢たかおと伊東美咲では、ちょっといい男いい女過ぎるが。
でもね、映画だけ見た人の感想はどうだかわからないけれど、原作2冊をしっかり読み込んで、
かつ、ちょびっとだけど、癌ともお付き合いしている身であるきりうは、もう冒頭から涙腺がゆるゆるになってしまったのである。
本当に幸せだったんだろうなあ。
夏樹さんも、妻の寛子さんも。
子どもたちにも、こうしてそれぞれの人生へのメッセージをしっかりと残して。
大したもんだよ。
翻って、自分。
入院だ、手術だと大騒ぎしていた頃は、相方への感謝の念や息子に伝え残すべきことなど、
ものすごくたくさん考えたものだが、このところ、そういうものが薄れてきていた。
癌はもう治っちゃったと勝手に信じているが、癌の発病を通じて感じた自分自身の人生のあり方や家族への想いなんかは、きっと忘れてはいけないんだろうなと思う。
しっかりしなくちゃ、だな。
『Life 天国で君に逢えたら』 <公式サイト>
http://www.life-tenkimi.jp/index.html
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