2009年06月30日
【感想】日本の「安心」はなぜ、消えたのか 山岸俊男
安心社会と信頼社会。
武士道と商人道。
日本はここ10年で社会のありようが変化してきている。
その姿は、従来の安心社会から欧米的な信頼社会への移行プロセスにあるように見える。
が、今のまま進めていって本当に大丈夫か?
世の中の理解があやふやで、かなり危ないんじゃないか。
本書の論調は全体としてそんなお話。
昨今の企業不祥事(隠蔽問題など)を説明するにはまことにすっきりしたストーリーである。
コンプライアンス関連本はこれまで何冊も読んだが、尻切れトンボが多かった。
しかし、本書はすっと腑に落ちた感じ。かなりイイです、これ。
誤解を恐れずにいえば、「いじめ」にも良いいじめと悪いいじめがあるのだよ。
いじめをなくそうというアプローチは間違っていて、良いいじめはむしろなくしちゃいかんのだよ、と。
ふむふむ。
最近、何となく惰性で仕事をしている感じがしていた。
でも、本書を読んで自分のミッションを見つめなおしてみようかな、と思った次第である。
誇りをもって仕事をしようってね。
さて、明日からは7月。第2四半期の開始である。
がんばろっと。
武士道と商人道。
日本はここ10年で社会のありようが変化してきている。
その姿は、従来の安心社会から欧米的な信頼社会への移行プロセスにあるように見える。
が、今のまま進めていって本当に大丈夫か?
世の中の理解があやふやで、かなり危ないんじゃないか。
本書の論調は全体としてそんなお話。
昨今の企業不祥事(隠蔽問題など)を説明するにはまことにすっきりしたストーリーである。
コンプライアンス関連本はこれまで何冊も読んだが、尻切れトンボが多かった。
しかし、本書はすっと腑に落ちた感じ。かなりイイです、これ。
誤解を恐れずにいえば、「いじめ」にも良いいじめと悪いいじめがあるのだよ。
いじめをなくそうというアプローチは間違っていて、良いいじめはむしろなくしちゃいかんのだよ、と。
ふむふむ。
最近、何となく惰性で仕事をしている感じがしていた。
でも、本書を読んで自分のミッションを見つめなおしてみようかな、と思った次第である。
誇りをもって仕事をしようってね。
さて、明日からは7月。第2四半期の開始である。
がんばろっと。
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