2007年03月11日
エラストクロスを使ってみよう
団体戦出場のため早起き。でも、外は、雨。
どう見ても、テニスの試合に適した天候ではない。
案の定、「本日中止。試合は予備日に延期。」という連絡メールが入った。
そんなわけで、試合は再来週に延期となったが、天気の回復が見込まれる午後に、所属クラブで練習コートを確保したという。そりゃー参加するさ。
昼まで降っていた雨のため、オムニコートはたっぷり水を吸っている。こういうコンディションでは、ボールが濡れて表面に水気を含む分、ボールはものすごく重くなる。
マルチフィラメントのストリングは、水気にさらすと材質が微妙に変化してしまい、後日性能がかなり劣化するといわれている。また、ボールを思い切ってひっぱたくきりうのプレイスタイルでは、この高価なストリングを切ってしまいかねない。
その点、ポリガットは耐久性に優れ、ストリング構造が単純なので水気による材質変化も微小である。というわけで、今日は迷わず旧ガット(タッチターボ)を張ってある方のラケットをチョイスする。
2時間ほど、ゲームを中心に仲間内で楽しんだ。
強風の中、調子もいまいちだったが、今週は土日ともテニスが楽しめたのだから、ありがたいことだ。
途中、仲間の一人が、ストリングを切ってしまった。このコンディションであの速いスイングのスタイルだと、仕方がないだろう。その彼が、張り替えに出すため、ラケットからストリングを取り除く作業をしていたのだが、終了後、なにやら細かいモノを集めている。
どうやらエラストクロスのようだ。
エラストクロスというのは、ストリングの間にはさんで寿命を延ばすチップのこと。
ピート・サンプラスが使っていたので有名になったのかな。試合中に使っているところがなぜかテレビ中継でよく映っていた。
これね。
ストリング切れは、クロス(横糸)がメイン(縦糸)を徐々に削っていき、限界に達したところで発生する事象だが、クロスがメインを削っていく過程では、メインにノッチングと呼ばれる溝ができている。エラストクロスは、この溝の発生をチップで防止しようとするものであり、ストリングの寿命が2~3割増になるというのがセールストークである。
で、今日の発見。
きりうは、このチップは使い捨てだと思っていたのだが、どうも仲間の皆によると、2・3回はリユースしているという人が多いようだ。しかも、新品よりもむしろ2回目くらいの方が良いという。理由は、新品はヤマが高いので面圧が変わってしまう(少し固くなる)が、2回目は少しヤマが削れているので面圧に与える影響が少なく手に馴染む、ということだそうだ。
ここできりう、ピンときた。
もしや、緩いと感じた新ストリングPMXに、新品のエラストクロスを差し込めば!
・・・イイ感じが、復活するのではなかろうか?! わくわく。
ということで、帰ってきてやってみた。
どうよ。!
しかし、感触を確かめるのは、来週のお楽しみである。
なお、エラストクロスのリユースは、差込時に結構な苦労を要する模様。
マネしようとする人はその点ご留意くださいね。
どう見ても、テニスの試合に適した天候ではない。
案の定、「本日中止。試合は予備日に延期。」という連絡メールが入った。
そんなわけで、試合は再来週に延期となったが、天気の回復が見込まれる午後に、所属クラブで練習コートを確保したという。そりゃー参加するさ。
昼まで降っていた雨のため、オムニコートはたっぷり水を吸っている。こういうコンディションでは、ボールが濡れて表面に水気を含む分、ボールはものすごく重くなる。
マルチフィラメントのストリングは、水気にさらすと材質が微妙に変化してしまい、後日性能がかなり劣化するといわれている。また、ボールを思い切ってひっぱたくきりうのプレイスタイルでは、この高価なストリングを切ってしまいかねない。
その点、ポリガットは耐久性に優れ、ストリング構造が単純なので水気による材質変化も微小である。というわけで、今日は迷わず旧ガット(タッチターボ)を張ってある方のラケットをチョイスする。
2時間ほど、ゲームを中心に仲間内で楽しんだ。
強風の中、調子もいまいちだったが、今週は土日ともテニスが楽しめたのだから、ありがたいことだ。
途中、仲間の一人が、ストリングを切ってしまった。このコンディションであの速いスイングのスタイルだと、仕方がないだろう。その彼が、張り替えに出すため、ラケットからストリングを取り除く作業をしていたのだが、終了後、なにやら細かいモノを集めている。
どうやらエラストクロスのようだ。
エラストクロスというのは、ストリングの間にはさんで寿命を延ばすチップのこと。
ピート・サンプラスが使っていたので有名になったのかな。試合中に使っているところがなぜかテレビ中継でよく映っていた。
これね。
ストリング切れは、クロス(横糸)がメイン(縦糸)を徐々に削っていき、限界に達したところで発生する事象だが、クロスがメインを削っていく過程では、メインにノッチングと呼ばれる溝ができている。エラストクロスは、この溝の発生をチップで防止しようとするものであり、ストリングの寿命が2~3割増になるというのがセールストークである。
で、今日の発見。
きりうは、このチップは使い捨てだと思っていたのだが、どうも仲間の皆によると、2・3回はリユースしているという人が多いようだ。しかも、新品よりもむしろ2回目くらいの方が良いという。理由は、新品はヤマが高いので面圧が変わってしまう(少し固くなる)が、2回目は少しヤマが削れているので面圧に与える影響が少なく手に馴染む、ということだそうだ。
ここできりう、ピンときた。
もしや、緩いと感じた新ストリングPMXに、新品のエラストクロスを差し込めば!
・・・イイ感じが、復活するのではなかろうか?! わくわく。
ということで、帰ってきてやってみた。
どうよ。!
しかし、感触を確かめるのは、来週のお楽しみである。
なお、エラストクロスのリユースは、差込時に結構な苦労を要する模様。
マネしようとする人はその点ご留意くださいね。
「とおりすがり」さんだけに、2度とお越しにならないかもしれませんが、一応、ココに書いてありますということで。
ttp://slack.blog.tennis365.net/archives/day/20070317.html