2009年11月10日
【感想】1Q84 村上春樹
遅ればせながら、ようやく読んだ。
課題図書「1Q84」である。
職場の飲み会で、「きっと文庫になるまで手を出さないだろう」と宣言したら、翌日には部下のタカシくんがデスクまで持ってきて貸してくれた。そりゃ、読まなきゃ、である。
物語構造は、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似ている。
村上春樹は学生時代にかなりハマった作家さんなので、それなりに思い入れがあるが、少々の文体の変化はありつつも相変わらずの村上節だった。懐かしい感じだ。
←我が家の書棚、村上春樹コーナー。
読者である我々をどういう世界に連れて行ってくれるのだろう、という期待感のあるストーリー展開。
丁寧で密度の濃い描写に、よく考えられた伏線、暗喩。
狭い行間に凝縮された奥行きの深いイメージ。
村上作品ならではの雰囲気が十分に醸し出されている。
さすが、ってところか。
でも、その独特の文体を読み続けると、結構疲れるのよね。
ちょうど1章か2章ぶん読んだあたりで眠くなってくるので、毎晩、就寝前に読むことにした。
まるで睡眠導入剤だ。(笑)
どうやらこのBOOK1とBOOK2の2冊では、まだ物語が完結していないよう。
回収していない伏線があまりにも多いのである。
最後のページも、これでおしまいって感じじゃなく、明らかに続きがありそうだし。
で、調べたところ、やはり、続編が来夏に出るのだそうだ。
今回の売れ方は明らかにちょっと異常だったが、また売れちゃうのかな。
もう、新潮社さんの商売上手。www
これも「ノーベル賞に最も近い作家・村上春樹」というブランドが確立しているってことだろうね。
本当は誰にでも愛読されるっていう作風じゃないと思うんだけどなぁ。。。
ちなみにワタシ、ジョージ・オーウェルの「1984年」は未読である。
アレコレ言ってないで、読まないとイカンね。
あーあ、また課題図書が増えちゃったよ。(^^;
課題図書「1Q84」である。
職場の飲み会で、「きっと文庫になるまで手を出さないだろう」と宣言したら、翌日には部下のタカシくんがデスクまで持ってきて貸してくれた。そりゃ、読まなきゃ、である。
物語構造は、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似ている。
村上春樹は学生時代にかなりハマった作家さんなので、それなりに思い入れがあるが、少々の文体の変化はありつつも相変わらずの村上節だった。懐かしい感じだ。
←我が家の書棚、村上春樹コーナー。
読者である我々をどういう世界に連れて行ってくれるのだろう、という期待感のあるストーリー展開。
丁寧で密度の濃い描写に、よく考えられた伏線、暗喩。
狭い行間に凝縮された奥行きの深いイメージ。
村上作品ならではの雰囲気が十分に醸し出されている。
さすが、ってところか。
でも、その独特の文体を読み続けると、結構疲れるのよね。
ちょうど1章か2章ぶん読んだあたりで眠くなってくるので、毎晩、就寝前に読むことにした。
まるで睡眠導入剤だ。(笑)
どうやらこのBOOK1とBOOK2の2冊では、まだ物語が完結していないよう。
回収していない伏線があまりにも多いのである。
最後のページも、これでおしまいって感じじゃなく、明らかに続きがありそうだし。
で、調べたところ、やはり、続編が来夏に出るのだそうだ。
今回の売れ方は明らかにちょっと異常だったが、また売れちゃうのかな。
もう、新潮社さんの商売上手。www
これも「ノーベル賞に最も近い作家・村上春樹」というブランドが確立しているってことだろうね。
本当は誰にでも愛読されるっていう作風じゃないと思うんだけどなぁ。。。
ちなみにワタシ、ジョージ・オーウェルの「1984年」は未読である。
アレコレ言ってないで、読まないとイカンね。
あーあ、また課題図書が増えちゃったよ。(^^;
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