2008年04月16日
ブルータワー / 石田衣良
石田衣良の、なんとSF長編。
本作品は著者が書いたものの中で最長とのこと。
9.11や新型インフルエンザなど、"今という時代"を大いに意識した素材が活用されている。
お話は、200年の時を越えて未来の人類を救い、自らも病に打ち勝ってハッピーエンド。
読んでいる間だけ楽しめれば、といういつもの感覚で手に取ったのだが、本作品からは、人間の愚かしさと同時に、愛と信頼に裏打ちされた人間の優しさ、素晴らしさというようなメッセージ性も感じられた。
短編や中編が多い著者の本の中では異色の「こってり系」でしょうかね。
ブルータワー / 石田衣良 (徳間文庫)
http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/30eb30fc30bf30ef30fc
本作品は著者が書いたものの中で最長とのこと。
9.11や新型インフルエンザなど、"今という時代"を大いに意識した素材が活用されている。
お話は、200年の時を越えて未来の人類を救い、自らも病に打ち勝ってハッピーエンド。
読んでいる間だけ楽しめれば、といういつもの感覚で手に取ったのだが、本作品からは、人間の愚かしさと同時に、愛と信頼に裏打ちされた人間の優しさ、素晴らしさというようなメッセージ性も感じられた。
短編や中編が多い著者の本の中では異色の「こってり系」でしょうかね。
ブルータワー / 石田衣良 (徳間文庫)
http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/30eb30fc30bf30ef30fc