2009年10月13日
楽天オープン2009 第5日 その3
さて、どんどん鮮度が落ちている楽天オープン観戦記である。
ようやく第3試合だ。
昨年度のこの大会(AIGオープン)のシングルス優勝者(ベルディヒ)とダブルス優勝者(ユーズニー)の対戦は、世間的には地味な一戦のように見えるだろうが、ワタシにとってはかなり良いカンジの組み合わせである。
選手入場。
ベルディヒ、でかい。
そうだろうなと思ってはいたが、いざ目の前で見ると想像以上…
一方のユーズニーは「軍曹」のニックネームよろしく、精悍な顔立ちだ。
練習が始まる。
シングルバックのユーズニー、いいねえ。
やはりバックハンドは片手がカッコイイと改めて思うワタシ。
特にこのユーズニーのバックは、静かに、正確に、伸びやかにボールが放たれる感じで…そうそう、ワタシはこういうふうに打ちたいのです。好きだなぁ、こういうフォーム。
試合開始。
序盤からそのユーズニーが飛ばす。
最初のベルディヒのサービスゲームをいきなりブレークした。
自身のサービスゲームも簡単にキープ、続く第3ゲームもブレークで早くも3-0だ。
いやー、ベルディヒのサーブも200km/h前後出てるスゴイヤツなんですけどね。
スライスで粘って粘って、オープンコートにズドン!
そうそう、だからワタシはこういうふうに・・・以下略
ユーズニーは、自らのサーブのとき、ボールを1個しか持っていない。
ファーストサーブの確率が高いのであまり不都合がないってことか??
セカンドサーブになったときには、あらためてボールパースンから新しい1個をもらい、それから打つというスタイルである。
こういうやり方は女子選手には(プロレベルでは)多いが、男子ではあまり見たことがない。
っていうか、初めてかも・・・?
第1セットは緩急でゲームを支配したユーズニーが6-2で取る。
しかし、続く第2セットはベルディヒが奮起。
もう見るからに攻める攻める。
先にブレークして、第10ゲームにサービング・フォー・マッチを迎えた。
ところが、ユーズニーがこのゲームをブレーク、土壇場で踏みとどまった。ブレークバックでまたタイだ。
結局、タイブレに突入。うわぁ、面白くなってきたぞ。
先に流れをつかんだのはベルディヒだった。
3つのセットポイントを握った。
しかし、いずれも取り切れず、ユーズニーの気迫が上回った感じ。
粘った挙句にマッチポイントを迎えて、その最初のチャンスをサービスエース一発で決めた。
前年覇者、ここで敗れる。
撤収。。。後姿もデカイぞ。
いやぁ、ユーズニー、強かった。
かなり調子がよかったんだとも思う。
パワーとスピードが席巻する昨今のテニス界、彼のようなスタイルのプレーはもっと評価されていいと思うんだが、皆さん、どうでしょう。
で、勝者によるサインボールサービス。
最前列に打ち込んでくれる可能性は限りなくゼロに近い。
その点はちょっぴり残念なこのボックスシートなのである。贅沢言ウナッテノ
さて、観戦記はまだ終わりません。
<つづく>
ようやく第3試合だ。
昨年度のこの大会(AIGオープン)のシングルス優勝者(ベルディヒ)とダブルス優勝者(ユーズニー)の対戦は、世間的には地味な一戦のように見えるだろうが、ワタシにとってはかなり良いカンジの組み合わせである。
選手入場。
ベルディヒ、でかい。
そうだろうなと思ってはいたが、いざ目の前で見ると想像以上…
一方のユーズニーは「軍曹」のニックネームよろしく、精悍な顔立ちだ。
練習が始まる。
シングルバックのユーズニー、いいねえ。
やはりバックハンドは片手がカッコイイと改めて思うワタシ。
特にこのユーズニーのバックは、静かに、正確に、伸びやかにボールが放たれる感じで…そうそう、ワタシはこういうふうに打ちたいのです。好きだなぁ、こういうフォーム。
試合開始。
序盤からそのユーズニーが飛ばす。
最初のベルディヒのサービスゲームをいきなりブレークした。
自身のサービスゲームも簡単にキープ、続く第3ゲームもブレークで早くも3-0だ。
いやー、ベルディヒのサーブも200km/h前後出てるスゴイヤツなんですけどね。
スライスで粘って粘って、オープンコートにズドン!
そうそう、だからワタシはこういうふうに・・・以下略
ユーズニーは、自らのサーブのとき、ボールを1個しか持っていない。
ファーストサーブの確率が高いのであまり不都合がないってことか??
セカンドサーブになったときには、あらためてボールパースンから新しい1個をもらい、それから打つというスタイルである。
こういうやり方は女子選手には(プロレベルでは)多いが、男子ではあまり見たことがない。
っていうか、初めてかも・・・?
第1セットは緩急でゲームを支配したユーズニーが6-2で取る。
しかし、続く第2セットはベルディヒが奮起。
もう見るからに攻める攻める。
先にブレークして、第10ゲームにサービング・フォー・マッチを迎えた。
ところが、ユーズニーがこのゲームをブレーク、土壇場で踏みとどまった。ブレークバックでまたタイだ。
結局、タイブレに突入。うわぁ、面白くなってきたぞ。
先に流れをつかんだのはベルディヒだった。
3つのセットポイントを握った。
しかし、いずれも取り切れず、ユーズニーの気迫が上回った感じ。
粘った挙句にマッチポイントを迎えて、その最初のチャンスをサービスエース一発で決めた。
前年覇者、ここで敗れる。
撤収。。。後姿もデカイぞ。
いやぁ、ユーズニー、強かった。
かなり調子がよかったんだとも思う。
パワーとスピードが席巻する昨今のテニス界、彼のようなスタイルのプレーはもっと評価されていいと思うんだが、皆さん、どうでしょう。
で、勝者によるサインボールサービス。
最前列に打ち込んでくれる可能性は限りなくゼロに近い。
その点はちょっぴり残念なこのボックスシートなのである。贅沢言ウナッテノ
さて、観戦記はまだ終わりません。
<つづく>