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きりう
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幻夜 / 東野圭吾

以前、ハードカバー版を図書館で借りて読んだのだが、そのときの感想として、「東野圭吾という作家はスゴい」という思いを決定的にした一冊。
それが先週、文庫になったというので、早速購入し、再読。

東野圭吾の作品は、昨年映画化された「手紙」を手始めに、「秘密」を読んで、単なる謎解きとしてのミステリーの面白さというより、人生のありようのようなものを緻密に書こうとしているのだな、という感想を持つに至って、特に気に入った作家さんである。
その後、「変身」、「宿命」、「レイクサイド」、「パラレルワールド・ラブストーリー」ときて、あの「白夜行」を読み、そしてこの「幻夜」である。
「白夜行」と「幻夜」は、人間のダークサイドをここまで見事に書けるものか、と心底思ったものである。

今回、再読しての感想。
当たり前のことだが、2度めの読書は、ストーリが既にわかっている分、謎解きの面白さはあまりない。
だが、さりげなく描かれた伏線が後の展開にピタリと嵌っていく中で、前回読み流していた場面の真の意味に気づいて改めて感嘆すること、一度や二度ではない。
つくづく、「東野圭吾はやはりスゴい」と思い直した次第である。

幻夜 / 東野圭吾 (集英社文庫)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746134-3&mode=1





| 投稿者 きりう 15:12 | コメント(0)| トラックバック(0)
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