2007年03月26日
生きる意味・生きた証 ⑨ ~ 入院 ~
今日は暖かかったですねぇ。カフンもハデに飛びやがりまして。(^^メ
息子が朝からクシャミと鼻水まみれになって。
7歳にして花粉症か?! もしそうだったら、ちと可哀相な。
遺伝だったら申し訳ない。
----------------
入院
2006年10月13日(金)。相方とともに、病院へ。いよいよ入院である。
10時から11時の間に入院手続をするのがこの病院の通例であるが、10時半に骨シンチグラフィの予約をしているため、10時少し前には到着した。骨シンチの前に手続をしてしまおうというW先生のご指示である。
入院窓口で手続を済ませ、病棟へ。
過去、お見舞いでこの病院の病棟に入ったことはある。だが、どんなところか、ボンヤリとした記憶しかない。
だから、自分が入院するとなって、いろんなところを観察しまくる。
さぞや、挙動不審だったに違いない。(^^;
あらためて見渡すと、清潔感があり、明るい雰囲気。
相方は「ホテルみたいだね。」という感想。
褒めすぎの感がなきにしもあらずだが、まあ確かにしばらく過ごすのに悪くない環境だな、と思った。
担当看護士のIさんとご挨拶。おお、なかなかカワイイひとじゃないですか。ラッキー。(^^)v
身長・体重を計った後、諸設備の使い方や決まりごとなどをひととおり教えてもらう。
ベッドは、四人部屋の窓側。
後で思ったことだが、仕切りカーテンを半開にして、窓から外の景色が眺められるのがありがたかった。
廊下側のベッドは、仕切りカーテンを閉めっ放しになりがちである。
そうしておかないと、廊下を通る人からの視線をさえぎるものがないのである。部屋の扉は開放状態が通例だそうな。
6階の窓から見える、昼夜で移り変わる光の加減。天気によって変わる空の表情。かすかな人の往来。
結構飽きないものである。
そういえば、窓からぼーっと風景を眺めて時間を過ごすなんて、もう何年もしていなかったことだ。
もっとも、見えるのはほとんど駐車場だけだったんだが。(笑)
持ち込んだ着替えその他の荷物を所定のロッカーなどに収めた頃、ちょうど骨シンチの予約順になったとの呼び出し。
地下1階の放射線科へ。
骨シンチは、腫瘍が骨に転移していないかどうかを調べる検査である。
最初に弱い放射性物質を静脈注射し、数時間後に撮影を行うもの。
食事制限もないから検査自体はラクチンである。
注射を終えて、病室に戻る。
相方は休憩室で本だかパンフレットだかを読んでいたようだ。
看護士Iさんから、入院診療詳細計画書を渡される。説明はW先生から別途あるとのこと。
さらに、「お昼はどこか食べに行ってきてはどうですか?」とのご提案。
入院患者になったと言っても、自覚症状もなく、いたって元気なこの時点のきりうにとって、わざわざ病院食を食べねばならない理由はない。付き添ってきてくれた相方と一緒に、病院内のレストランでランチをとることにする。
昼食後、麻酔科のT先生から、麻酔に関する説明。
T先生は、知的雰囲気漂う女医さん。麻酔の手順やリスクなどを、早口、じゃなかった、流麗に説明してくれた。同意書にサイン。相方はここで帰宅。
このあと、骨シンチの撮影をして、この日にやるべきことはすべて完了した。
と、ここで看護士Iさん。
「きりうさんは、今のところ元気なので病院にいる意味ないんですよね~。おうち帰ったらどうでしょう?」
と、驚愕のご提案。え、帰っていいんスか?(^^;;;
確かに、入院診療詳細計画書にも、手術日までの間に主だった予定は書かれていない。
手術前日の朝に戻ってくれば、何ら支障はないらしい。
というわけで、外泊許可書を出してもらって、帰宅することにした。
外泊理由の記入欄には、「気分転換」と書く。みんなそうするらしい。(笑)
「入院だぁ!」と気合を入れて乗り込んできたのに、あっさり帰ることになり、ちょっと拍子抜け。
まあ、好き好んで病院に長くいたいわけではないから、もちろんありがたいことではあったのだが…。
きりう 「ただいま。」
息子 「お帰りー。パパ、なんで帰ってきたの?」
いや、あのね・・・。(^^;
<つづく>
息子が朝からクシャミと鼻水まみれになって。
7歳にして花粉症か?! もしそうだったら、ちと可哀相な。
遺伝だったら申し訳ない。
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入院
2006年10月13日(金)。相方とともに、病院へ。いよいよ入院である。
10時から11時の間に入院手続をするのがこの病院の通例であるが、10時半に骨シンチグラフィの予約をしているため、10時少し前には到着した。骨シンチの前に手続をしてしまおうというW先生のご指示である。
入院窓口で手続を済ませ、病棟へ。
過去、お見舞いでこの病院の病棟に入ったことはある。だが、どんなところか、ボンヤリとした記憶しかない。
だから、自分が入院するとなって、いろんなところを観察しまくる。
さぞや、挙動不審だったに違いない。(^^;
あらためて見渡すと、清潔感があり、明るい雰囲気。
相方は「ホテルみたいだね。」という感想。
褒めすぎの感がなきにしもあらずだが、まあ確かにしばらく過ごすのに悪くない環境だな、と思った。
担当看護士のIさんとご挨拶。おお、なかなかカワイイひとじゃないですか。ラッキー。(^^)v
身長・体重を計った後、諸設備の使い方や決まりごとなどをひととおり教えてもらう。
ベッドは、四人部屋の窓側。
後で思ったことだが、仕切りカーテンを半開にして、窓から外の景色が眺められるのがありがたかった。
廊下側のベッドは、仕切りカーテンを閉めっ放しになりがちである。
そうしておかないと、廊下を通る人からの視線をさえぎるものがないのである。部屋の扉は開放状態が通例だそうな。
6階の窓から見える、昼夜で移り変わる光の加減。天気によって変わる空の表情。かすかな人の往来。
結構飽きないものである。
そういえば、窓からぼーっと風景を眺めて時間を過ごすなんて、もう何年もしていなかったことだ。
もっとも、見えるのはほとんど駐車場だけだったんだが。(笑)
持ち込んだ着替えその他の荷物を所定のロッカーなどに収めた頃、ちょうど骨シンチの予約順になったとの呼び出し。
地下1階の放射線科へ。
骨シンチは、腫瘍が骨に転移していないかどうかを調べる検査である。
最初に弱い放射性物質を静脈注射し、数時間後に撮影を行うもの。
食事制限もないから検査自体はラクチンである。
注射を終えて、病室に戻る。
相方は休憩室で本だかパンフレットだかを読んでいたようだ。
看護士Iさんから、入院診療詳細計画書を渡される。説明はW先生から別途あるとのこと。
さらに、「お昼はどこか食べに行ってきてはどうですか?」とのご提案。
入院患者になったと言っても、自覚症状もなく、いたって元気なこの時点のきりうにとって、わざわざ病院食を食べねばならない理由はない。付き添ってきてくれた相方と一緒に、病院内のレストランでランチをとることにする。
昼食後、麻酔科のT先生から、麻酔に関する説明。
T先生は、知的雰囲気漂う女医さん。麻酔の手順やリスクなどを、早口、じゃなかった、流麗に説明してくれた。同意書にサイン。相方はここで帰宅。
このあと、骨シンチの撮影をして、この日にやるべきことはすべて完了した。
と、ここで看護士Iさん。
「きりうさんは、今のところ元気なので病院にいる意味ないんですよね~。おうち帰ったらどうでしょう?」
と、驚愕のご提案。え、帰っていいんスか?(^^;;;
確かに、入院診療詳細計画書にも、手術日までの間に主だった予定は書かれていない。
手術前日の朝に戻ってくれば、何ら支障はないらしい。
というわけで、外泊許可書を出してもらって、帰宅することにした。
外泊理由の記入欄には、「気分転換」と書く。みんなそうするらしい。(笑)
「入院だぁ!」と気合を入れて乗り込んできたのに、あっさり帰ることになり、ちょっと拍子抜け。
まあ、好き好んで病院に長くいたいわけではないから、もちろんありがたいことではあったのだが…。
きりう 「ただいま。」
息子 「お帰りー。パパ、なんで帰ってきたの?」
いや、あのね・・・。(^^;
<つづく>
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