2007年03月29日
生きる意味・生きた証 ⑫ ~ 手術 <後編> ~
体調があまりよくないものの、だましだまし出勤。
わかっていたことだが、能率が悪い。だうーん。
このブログも始めてもうすぐ1ヶ月。アクセス数も1,000に届こうとしている。
諸先輩とは比ぶべくもないが、きりうにとっては、楽しみな記念のキリ番。
踏んだ人は、何かコメント残してってくださると嬉しいです。
-------------
手術 <後編>
手術室に到着すると、ベッドから手術台(?) へ移動。
さすがに病室から持ってきたこのベッドにのったまま手術するわけはないわな。
麻酔科のT先生の声がする。眼鏡を外しているので表情は全然わからない。
指示に従い、横向きになる。
左腎の手術なので、左の脇腹にメスが入るのだ。
背中から麻酔の注射。
間違っても注射器を見てしまわないよう目を閉じていた。
事前の説明で「かなり太い」と言われており、怖気づいてはいけないと思ったからだ。まるでコドモだな。(笑)
もっとも、裸眼のきりうは0.1未満の視力しかないので、見ようと思ってもろくに見えなかったはずなのだが。(爆)
しかし、実はこのアトが一番コワい時間帯だったのだ。
麻酔の針が、なかなかなかなかなかなか入らなかったのである。
T先生の調子が悪いのか、きりうの身体がフツーでないのか。何度やり直したことか。
「もっとちょっと背中を丸めてください。♪」
と優しく言ってくれるのだが、身体の固いきりうはリクエストにうまく応えられず。うぐう。
ついにギブアップしたのか、T先生から男性医師に交代した模様。誰だろう?上司?
痛くはないが、スゴく硬いもので背中をぐいぐい押されている感じ。
ダイジョーブかなあ、まさか、失敗しました!とか言うなよなあ、頼むぜオイ・・・
そんなことを考えているうちに、ようやく針が入った。ホッとひと安心。
再びT先生。
「では、おクスリ入りますね・・・」
…と、記憶があるのはここまで。
あっと思う間もなく、この後は、本当に、ぷっつり意識がなくなった。
そのまま意識が戻らなかったら、苦しまずにあの世行きなのかな。
恐るべし、全身麻酔。
********
気がついたら、病室のベッド。
意識は朦朧。 口元には酸素吸入マスク。
相方や両親が話しかけてきたのは覚えているが、内容の記憶はトんでいる。
しばらくして、W先生が病室にいらっしゃる。
「これだよ」という仕草で、切除した腎細胞の瓶詰め(?) を見せてくれた。
でも、眼鏡かけてないからほとんど見えないんですけど。(笑)
他に覚えているのは、声を出すのがとてもつらかった、ということくらい。
どうやら手術は成功だったようだ、と認識。
それで安心したのか(?) その後すぐ眠ってしまった。
確か、手術時間は3時間強だったはず。超早寝(?) である。
だが、そのまま翌朝を迎えられるほど、甘くはなかった。
<つづく>
わかっていたことだが、能率が悪い。だうーん。
このブログも始めてもうすぐ1ヶ月。アクセス数も1,000に届こうとしている。
諸先輩とは比ぶべくもないが、きりうにとっては、楽しみな記念のキリ番。
踏んだ人は、何かコメント残してってくださると嬉しいです。
-------------
手術 <後編>
手術室に到着すると、ベッドから手術台(?) へ移動。
さすがに病室から持ってきたこのベッドにのったまま手術するわけはないわな。
麻酔科のT先生の声がする。眼鏡を外しているので表情は全然わからない。
指示に従い、横向きになる。
左腎の手術なので、左の脇腹にメスが入るのだ。
背中から麻酔の注射。
間違っても注射器を見てしまわないよう目を閉じていた。
事前の説明で「かなり太い」と言われており、怖気づいてはいけないと思ったからだ。まるでコドモだな。(笑)
もっとも、裸眼のきりうは0.1未満の視力しかないので、見ようと思ってもろくに見えなかったはずなのだが。(爆)
しかし、実はこのアトが一番コワい時間帯だったのだ。
麻酔の針が、なかなかなかなかなかなか入らなかったのである。
T先生の調子が悪いのか、きりうの身体がフツーでないのか。何度やり直したことか。
「もっとちょっと背中を丸めてください。♪」
と優しく言ってくれるのだが、身体の固いきりうはリクエストにうまく応えられず。うぐう。
ついにギブアップしたのか、T先生から男性医師に交代した模様。誰だろう?上司?
痛くはないが、スゴく硬いもので背中をぐいぐい押されている感じ。
ダイジョーブかなあ、まさか、失敗しました!とか言うなよなあ、頼むぜオイ・・・
そんなことを考えているうちに、ようやく針が入った。ホッとひと安心。
再びT先生。
「では、おクスリ入りますね・・・」
…と、記憶があるのはここまで。
あっと思う間もなく、この後は、本当に、ぷっつり意識がなくなった。
そのまま意識が戻らなかったら、苦しまずにあの世行きなのかな。
恐るべし、全身麻酔。
********
気がついたら、病室のベッド。
意識は朦朧。 口元には酸素吸入マスク。
相方や両親が話しかけてきたのは覚えているが、内容の記憶はトんでいる。
しばらくして、W先生が病室にいらっしゃる。
「これだよ」という仕草で、切除した腎細胞の瓶詰め(?) を見せてくれた。
でも、眼鏡かけてないからほとんど見えないんですけど。(笑)
他に覚えているのは、声を出すのがとてもつらかった、ということくらい。
どうやら手術は成功だったようだ、と認識。
それで安心したのか(?) その後すぐ眠ってしまった。
確か、手術時間は3時間強だったはず。超早寝(?) である。
だが、そのまま翌朝を迎えられるほど、甘くはなかった。
<つづく>
コメント
この記事へのコメントはありません。