2009年10月10日
楽天オープン2009 第5日 その1
…というわけで、先週に続き今週もやってきました有明コロシアム。
幸運なことに、楽天ープンのチケットを入手できたのである。
しかもコートサイド席、最前列。
センターコートでこんなに選手との距離が近いシートは初めてだ。
ありがたや。
会社を休んでまでの観戦、当然に開始前から着席である。
たとえそれがITFサーキットの女子であったとしても。
第1試合が10時開始というのはわかっていたスケジュールなので、もちろんそれに合わせたわけである。
で、その第1試合に出るのがこちら。
奈良くるみ選手。
日本女子の次代を担うであろう期待の若手である。
まだ高校生のはずだ。
(関係ないが、コートが近いので写真が撮りやすいんですね。)
さて、その期待の奈良選手、対戦相手のサブチュク選手(ウクライナ)と比べると見事にちっちゃい。
158cmという身長、日本人女性の平均値よりも小さめでは?
何とも、始まる前から心配してしまいそうな凸凹ぶり。
ところが彼女、試合になると全然打ち負けていないのである。
サブチュクがドカンドカンと大砲のようにボールを打ち込むのだが、それをしなやかに打ち返す感じ。
時には中ロブで凌いでチェンジオブペース、時にはスピードボールにスピードで返してカウンター、そして時にドロップショットで相手を翻弄。
いやぁ、すごいセンスだ。これが彼女の強みか。
錦織にも通じるようなものを感じるのは気のせい…?
第1セットは7-6(3)で取った。
第2セット4-6、ファイナルは1-6で結局のところは敗退だったのだが、将来性を感じるプレイだった。
うまく育てればくるね、このコは。
そんな印象を持った、生・奈良くるみの初観戦であった。
ちなみに、マッチシート(関係者席)を見やると寺地貴弘プロの顔。
そっか、現役引退して、今度は奈良くるみのツアーコーチやってるんだっけ。
ってことは、本当に「くる」かどうかは寺地コーチにも責任の一端ありってこと?
彼の育成手腕にも期待しようではないか。
さて、フルセットの接戦となったこの試合、マッチタイムは2時間を超えた。
正午からは、№2コートで伊達さんの試合が入っている。
第1セットが終わった段階で、結構な数が観客席から移動していったから、おそらく№2コートは相当な集客だったのだろう。
そう思ったのは、何と場内アナウンスがあったからなのだ。
「2番コートでクルム伊達公子選手の試合ですが、ただいまたいへん大勢で混雑しております。行っても見れません。」
さもありなん。
伊達さんの人気はスゴイ。
往年のプレイを知っている我々の世代だけでなく、若いヒトもひきつけている様子。
そうでなきゃ、ここまでの事態にはなかなかならないはずだ。
ワタシは東レPPOでしっかり見たので、今回見れなくてもまあ仕方ねえかくらいの割りきりができるのだが、それでも、「後でちょっとだけ見に行こう」などと甘く考えていたのも事実で、それがために、この「入場制限」には驚いてしまったのである。いやはや。
さて、次からはいよいよATP500という高めの格付になっている男子の試合であるが・・・
・・・っと、この続きはまた今度ね。
いやー、真面目に書いたらスゴク長くなりそうな予感。
書く方も読む方も途中で飽きちゃうかもしれないなあ。
ともあれ、今夜のところは「先送り」ということで勘弁を。
<つづく>
幸運なことに、楽天ープンのチケットを入手できたのである。
しかもコートサイド席、最前列。
センターコートでこんなに選手との距離が近いシートは初めてだ。
ありがたや。
会社を休んでまでの観戦、当然に開始前から着席である。
たとえそれがITFサーキットの女子であったとしても。
第1試合が10時開始というのはわかっていたスケジュールなので、もちろんそれに合わせたわけである。
で、その第1試合に出るのがこちら。
奈良くるみ選手。
日本女子の次代を担うであろう期待の若手である。
まだ高校生のはずだ。
(関係ないが、コートが近いので写真が撮りやすいんですね。)
さて、その期待の奈良選手、対戦相手のサブチュク選手(ウクライナ)と比べると見事にちっちゃい。
158cmという身長、日本人女性の平均値よりも小さめでは?
何とも、始まる前から心配してしまいそうな凸凹ぶり。
ところが彼女、試合になると全然打ち負けていないのである。
サブチュクがドカンドカンと大砲のようにボールを打ち込むのだが、それをしなやかに打ち返す感じ。
時には中ロブで凌いでチェンジオブペース、時にはスピードボールにスピードで返してカウンター、そして時にドロップショットで相手を翻弄。
いやぁ、すごいセンスだ。これが彼女の強みか。
錦織にも通じるようなものを感じるのは気のせい…?
第1セットは7-6(3)で取った。
第2セット4-6、ファイナルは1-6で結局のところは敗退だったのだが、将来性を感じるプレイだった。
うまく育てればくるね、このコは。
そんな印象を持った、生・奈良くるみの初観戦であった。
ちなみに、マッチシート(関係者席)を見やると寺地貴弘プロの顔。
そっか、現役引退して、今度は奈良くるみのツアーコーチやってるんだっけ。
ってことは、本当に「くる」かどうかは寺地コーチにも責任の一端ありってこと?
彼の育成手腕にも期待しようではないか。
さて、フルセットの接戦となったこの試合、マッチタイムは2時間を超えた。
正午からは、№2コートで伊達さんの試合が入っている。
第1セットが終わった段階で、結構な数が観客席から移動していったから、おそらく№2コートは相当な集客だったのだろう。
そう思ったのは、何と場内アナウンスがあったからなのだ。
「2番コートでクルム伊達公子選手の試合ですが、ただいまたいへん大勢で混雑しております。行っても見れません。」
さもありなん。
伊達さんの人気はスゴイ。
往年のプレイを知っている我々の世代だけでなく、若いヒトもひきつけている様子。
そうでなきゃ、ここまでの事態にはなかなかならないはずだ。
ワタシは東レPPOでしっかり見たので、今回見れなくてもまあ仕方ねえかくらいの割りきりができるのだが、それでも、「後でちょっとだけ見に行こう」などと甘く考えていたのも事実で、それがために、この「入場制限」には驚いてしまったのである。いやはや。
さて、次からはいよいよATP500という高めの格付になっている男子の試合であるが・・・
・・・っと、この続きはまた今度ね。
いやー、真面目に書いたらスゴク長くなりそうな予感。
書く方も読む方も途中で飽きちゃうかもしれないなあ。
ともあれ、今夜のところは「先送り」ということで勘弁を。
<つづく>
コメント
この記事へのコメントはありません。