2007年05月13日
復帰戦の結果
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本日の試合は、12組が出場。
3組ずつ4ブロックにわかれてのリーグ戦の後、順位別トーナメントという段取り。
きりうのペアは、初戦待機である。
リーグ戦の相手を偵察。見ると、どちらも左利きと右利きのペアだ。
サウスポー独特のバック側へ逃げるスライスサーブが、これまたどちらもうまい。
こりゃ苦戦しそうだな、との予感。
終わった。出番である。
5分のアップの後、ラケットトスに勝って、サービスを選択。
サービスが得意なきりうが、オープニングゲームのサーブを任された。
記念すべき(?)復帰初戦の一球目は、コースも球種も決めてある。
得意のフラットサーブをセンターに叩きこむのだ。
ノータッチエースにはならなかったが、ウィナー。幸先の良いスタートである。
このゲームはイイ感じでキープできた。1-0。
ところが、この後のゲームから、ちょっとおかしくなり、パートナーともども、凡ミスの山を築いてしまう。
逆転されたと思ったら、あっという間に引き離された。1-4。あわわ。
ここで相手サーブはサウスポー氏である。
実は、彼とは、過去にシングルスで2度対戦したことがある。戦績は1勝1敗の五分。
そのときの記憶をたどってみた。
彼はセオリーに忠実なテニスをするタイプだ。
確か、一つ前のサービスゲームは、バックサイドにサーブを集めてキープに成功していた。
勝っているときはパターンを変えない、がテニスのセオリーだとすれば、彼の性格からすると、このゲームもバックにサーブを集めてくるだろう。
そう読んで、ヤマをはった。
バックハンドのフラットドライブのグリップで待つ。
きた。案の定、バックサイドだ。
思い切って振り抜く。リターンエース!
調子に乗って、次のリターンでもバックハンドで引っぱたく。連続ウィナー。(^^)
きりうのパートナーもようやく調子が出てきた。
彼のスーパーフォアハンドが炸裂し、このゲーム、ブレークに成功。
ここから、怒涛の反撃。
一気に逆転し、5-4。おお、あと1ゲーム、なんとかブレークすれば。
しかし、敵も然る者、ここで落ち着いたプレーを見せる。
おそらく気持ちの切り替えがうまくできたのだろう。
こちらのパワープレイに対抗すべく、確実なショットで丁寧にコースを散らしてきた。
ミスに苦しむきりうペア。
5-5。タイブレークに入る。
タイブレも一進一退。しかし、4-4から3ポイント連取されて、ジ・エンド。
5(4)-6。
初戦から大熱戦をやってしまった。しかも負け。(^^;
そのまま、次の試合に入る。
リーグ戦のルールは、初戦の敗者がコート居残りだった。
今のペアに勝っているのだから、次の相手は更なる強敵ということなのか?!
・・・と思ったが、同じようなレベルの相手だった。
どうやらこのブロックは互角の実力の3ペアがたまたまそろったらしい。
4-4まで均衡した展開だったが、きりうのサービスゲームがブレークされてしまった。
そのワンブレークを返せず、敗退。4-6。
リーグ戦最下位じゃないか。(^^;
いくら復帰初戦だからといって、ここまでヒドいか、とやや落ち込む。
しかし、パートナーN氏との最後の試合になるかもしれないことを思い出し、気持ちを切り替えて3位トーナメントに臨む。
3位トーナメント最初の相手は、手堅いテニスを展開するペアだった。
とにかくミスが少ない。
球は遅いがとりあえずコートに返ってくる、しかも結構いいコースをついて。
そんな感じのテニスだ。
実は、きりうはこういう相手が一番苦手である。
ガンガン打ってきてくれたほうが、自分のパワーも生きるのでリズムが良くなるのだが、丁寧に、しかも、「どろん」とボールを打たれると、どういうわけかイージーミスを誘われてしまう。
そしてやはり、この試合も、もつれた。5-5でタイブレークに入る。
このタイブレークでは、パートナーN氏のフォアハンドリターンが冴えまくり、きりうは美味しいチャンスボールをハイボレーやスマッシュで堪能するのみ。
いやあ、感謝感謝。
ようやく本日の初勝利である。6-5(4)。
3位トーナメント決勝戦。
一応、勝てば賞品がある。
3位トーナメントにまわったのに、賞品のひとつも持ち帰らないと、さすがに自分自身で納得できない。
自然と気合が入る。
その結果、パートナーともども、狙い通りのショットと組み立てで、6-2の快勝。
うーん、初戦からコレがやれてればなあ。(←これを負け惜しみという。)
パートナーN氏との最後の試合は、こうして終わった。
もうちょっとやれたような気もするが、まあ、最後は勝って終われたのだから良しとしてもらえたかな。
あちらに行っても、テニスは続けるということなので、いつの日か、またやれる機会があるかもしれない。
とにかく、ありがとうと言いたい。
さて、きりう自身の課題と反省。
復帰初戦ということもあったせいか、最初の試合の入り方がまずかった。
何となく'ポワン'とした気分のまま、数ゲームが過ぎてしまったように思う。
メンタルゲームといわれるテニスで、このような集中力を欠いた状態は明らかによくない。
それが序盤で1-4まで走らせてしまった一番の原因。
勝てた、とは言わないが、気持ちの入り方次第では全く違った展開になっていた可能性があっただけに、今思えば悔やまれるところである。
もうひとつは、バックハンドリターン。
2試合目のサウスポー氏(シングルスで対戦したことがない方)のスライスサーブは、曲がりが大きく伸びもあったため、最後までほとんどタイミングが合わなかった。
また、3位トーナメント初戦でも、バックハンドのワイドに集められたスピンサーブ(この場合、右利きのサーバーから放たれるボール)も、終盤までタイミングが合いにくかった。
素直なフラットドライブ系のボールは、割りとしっかりリターンできるのだが、ちょっとしたクセ球になると、途端にミスが増える。
昔からこの傾向はあるのだが、今日は特にひどかった。
勘がかなり鈍っているのかもしれない。
これを解決するのはもう練習しかないので、身の回りのクセ球ホルダーになるべく多く相手をしてもらおう。
まだまだ、技術的な成長の余地はたくさんあるようだ。
本当に楽しいね、テニスは。
#
賞品は、ヨネックスのTシャツでした。十分十分。(^^)
本日の試合は、12組が出場。
3組ずつ4ブロックにわかれてのリーグ戦の後、順位別トーナメントという段取り。
きりうのペアは、初戦待機である。
リーグ戦の相手を偵察。見ると、どちらも左利きと右利きのペアだ。
サウスポー独特のバック側へ逃げるスライスサーブが、これまたどちらもうまい。
こりゃ苦戦しそうだな、との予感。
終わった。出番である。
5分のアップの後、ラケットトスに勝って、サービスを選択。
サービスが得意なきりうが、オープニングゲームのサーブを任された。
記念すべき(?)復帰初戦の一球目は、コースも球種も決めてある。
得意のフラットサーブをセンターに叩きこむのだ。
ノータッチエースにはならなかったが、ウィナー。幸先の良いスタートである。
このゲームはイイ感じでキープできた。1-0。
ところが、この後のゲームから、ちょっとおかしくなり、パートナーともども、凡ミスの山を築いてしまう。
逆転されたと思ったら、あっという間に引き離された。1-4。あわわ。
ここで相手サーブはサウスポー氏である。
実は、彼とは、過去にシングルスで2度対戦したことがある。戦績は1勝1敗の五分。
そのときの記憶をたどってみた。
彼はセオリーに忠実なテニスをするタイプだ。
確か、一つ前のサービスゲームは、バックサイドにサーブを集めてキープに成功していた。
勝っているときはパターンを変えない、がテニスのセオリーだとすれば、彼の性格からすると、このゲームもバックにサーブを集めてくるだろう。
そう読んで、ヤマをはった。
バックハンドのフラットドライブのグリップで待つ。
きた。案の定、バックサイドだ。
思い切って振り抜く。リターンエース!
調子に乗って、次のリターンでもバックハンドで引っぱたく。連続ウィナー。(^^)
きりうのパートナーもようやく調子が出てきた。
彼のスーパーフォアハンドが炸裂し、このゲーム、ブレークに成功。
ここから、怒涛の反撃。
一気に逆転し、5-4。おお、あと1ゲーム、なんとかブレークすれば。
しかし、敵も然る者、ここで落ち着いたプレーを見せる。
おそらく気持ちの切り替えがうまくできたのだろう。
こちらのパワープレイに対抗すべく、確実なショットで丁寧にコースを散らしてきた。
ミスに苦しむきりうペア。
5-5。タイブレークに入る。
タイブレも一進一退。しかし、4-4から3ポイント連取されて、ジ・エンド。
5(4)-6。
初戦から大熱戦をやってしまった。しかも負け。(^^;
そのまま、次の試合に入る。
リーグ戦のルールは、初戦の敗者がコート居残りだった。
今のペアに勝っているのだから、次の相手は更なる強敵ということなのか?!
・・・と思ったが、同じようなレベルの相手だった。
どうやらこのブロックは互角の実力の3ペアがたまたまそろったらしい。
4-4まで均衡した展開だったが、きりうのサービスゲームがブレークされてしまった。
そのワンブレークを返せず、敗退。4-6。
リーグ戦最下位じゃないか。(^^;
いくら復帰初戦だからといって、ここまでヒドいか、とやや落ち込む。
しかし、パートナーN氏との最後の試合になるかもしれないことを思い出し、気持ちを切り替えて3位トーナメントに臨む。
3位トーナメント最初の相手は、手堅いテニスを展開するペアだった。
とにかくミスが少ない。
球は遅いがとりあえずコートに返ってくる、しかも結構いいコースをついて。
そんな感じのテニスだ。
実は、きりうはこういう相手が一番苦手である。
ガンガン打ってきてくれたほうが、自分のパワーも生きるのでリズムが良くなるのだが、丁寧に、しかも、「どろん」とボールを打たれると、どういうわけかイージーミスを誘われてしまう。
そしてやはり、この試合も、もつれた。5-5でタイブレークに入る。
このタイブレークでは、パートナーN氏のフォアハンドリターンが冴えまくり、きりうは美味しいチャンスボールをハイボレーやスマッシュで堪能するのみ。
いやあ、感謝感謝。
ようやく本日の初勝利である。6-5(4)。
3位トーナメント決勝戦。
一応、勝てば賞品がある。
3位トーナメントにまわったのに、賞品のひとつも持ち帰らないと、さすがに自分自身で納得できない。
自然と気合が入る。
その結果、パートナーともども、狙い通りのショットと組み立てで、6-2の快勝。
うーん、初戦からコレがやれてればなあ。(←これを負け惜しみという。)
パートナーN氏との最後の試合は、こうして終わった。
もうちょっとやれたような気もするが、まあ、最後は勝って終われたのだから良しとしてもらえたかな。
あちらに行っても、テニスは続けるということなので、いつの日か、またやれる機会があるかもしれない。
とにかく、ありがとうと言いたい。
さて、きりう自身の課題と反省。
復帰初戦ということもあったせいか、最初の試合の入り方がまずかった。
何となく'ポワン'とした気分のまま、数ゲームが過ぎてしまったように思う。
メンタルゲームといわれるテニスで、このような集中力を欠いた状態は明らかによくない。
それが序盤で1-4まで走らせてしまった一番の原因。
勝てた、とは言わないが、気持ちの入り方次第では全く違った展開になっていた可能性があっただけに、今思えば悔やまれるところである。
もうひとつは、バックハンドリターン。
2試合目のサウスポー氏(シングルスで対戦したことがない方)のスライスサーブは、曲がりが大きく伸びもあったため、最後までほとんどタイミングが合わなかった。
また、3位トーナメント初戦でも、バックハンドのワイドに集められたスピンサーブ(この場合、右利きのサーバーから放たれるボール)も、終盤までタイミングが合いにくかった。
素直なフラットドライブ系のボールは、割りとしっかりリターンできるのだが、ちょっとしたクセ球になると、途端にミスが増える。
昔からこの傾向はあるのだが、今日は特にひどかった。
勘がかなり鈍っているのかもしれない。
これを解決するのはもう練習しかないので、身の回りのクセ球ホルダーになるべく多く相手をしてもらおう。
まだまだ、技術的な成長の余地はたくさんあるようだ。
本当に楽しいね、テニスは。
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賞品は、ヨネックスのTシャツでした。十分十分。(^^)
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