2009年09月29日
東レPPOテニス2009 伊達さんを生観戦!
昨日記事にしたとおり、定時少し過ぎには会社をそそくさと後にし、有明コロシアムに向かった。
第5試合のクルム伊達公子vsウォズニアックに間に合いそうだったから。
そして、もうひとつの理由がこちら。
17時以降有効の「イブニングチケット」である。S席2,000円(通常は5,000円)。
リーズナブルで大変よろしい。(^^)
で、席に着いたときには、第4試合のシャラポワ対スキアボーネをやっていた。
シャラポワ負けてるじゃん。大丈夫か。
第2セット途中まではスキアボーネのシングルバックハンドの冴えに明らかに押されていたロシアの妖精(って言い方は日本だけらしいですね。海外では唸り声をあげて打つさまから、シベリアン・エクスプレスと言われているとか。関係ないけど。)、徐々にギアを上げて逆転、第3セットは一方的に取った。
いやいや、ここらへんが彼女の負けん気の強さなのだろう。
で、masaさんのブログに「時間的に見れるなら見に行こうかな」なんて書いてあったので、ケータイにメールしてみた。
きりう 19:17 いますか?私、いますが。(笑)
masa 19:19 いますよ。(笑)
きりう 19:21 やっぱり。(笑)
座席がだいぶ離れていることがわかり、一緒に観戦、とはいかなかったが、メールでおしゃべりしながらの観戦である。
きりう 19:48 いよいよ伊達さん、堪能しましょう。
masa 19:50 とっても楽しみ。しかしアップも濃いですね~
バックのダブルハンドって、昔からコンパクトでしたっけ?
きりう 19:54 フォームはほほとんど変わってないですよ。
masa 20:02 そっか~
生・伊達さんを見たのが今日が初めてで、
テレビではもう少し違ったイメージだった気が…
今のところ互角ですね。
伊達公子という選手、私は彼女がインターハイを制したあたりから注目していた。(古っ!)
「伊達といえばライジング」というのは今では衆知の事実だが、当時はなぜ彼女がこんなにも強いのかよくわからず、そのフォームをテニス雑誌の連続写真などでずいぶんと研究したものだ。
少なくともワタシの印象では、その頃とあまり変わっていないと思う。
しかし、パワーもスピードも当時より一層レベルアップしている今のテニスに通用しているってのは一体どういうことなのって感じ。
序盤、先にサービスブレイクを許すも、すかさずブレイクバック。
きりう 20:12 圧巻のリターンでしたね。これぞライジング!
masa 20:26 ライジングかどうかこの位置だと判別しづらいかな。(苦笑)
両者ともサーブよりストロークが勝っているので、
どうキープするかが勝負所ですね。
きりう 20:29 ライジングかどうかは見るよりも音のリズムを聞いていた
方がわかりやすいですよ。
伊達さんのリターンのテンポは対戦相手のウォズニアックより確実に早い。
これがかつて世界を席巻したライジング・サンなんだよなあ、と妙な感慨にふけってしまった。
過去を振り返りがちな昨今、ワタシもいいトシである。(苦笑)
競り合いながらも相手にリズムを与えず、スライスをまぜるなどの緩急でミスをさせる試合巧者ぶり。
なんだかんだと、7-5でファーストセットを取ってしまった。
この感動をもっと大勢に共有すべきだな、と思ったワタシ、mixiの新機能「ボイス」につぶやいてみる。
きりう→mixiボイス 伊達さん、第1セット先取!
masa 20:40 取っちゃいましたね。
きりう 20:41 さすがです。(^^)
観戦とメールとmixi。ちょっと忙しいぜ。(^^;
第2セット、伊達さんは相手のミスを誘う戦略を繰り返すのではなく、ネットプレイを多く混ぜてきた。
勝っているときはそれを続けるのがセオリーと思うのだが、その枠にとらわれない発想、という感じ。
果敢に出て攻め続ける。
最初はこれが裏目に出たのか0-2とリードされたが、その後にひっくり返した。
第2セット5-2。勝利は目前である。
masa 20:59 また逆転しましたね。内容が凄いです。相手としてはやりづらいのかな。
きりう 21:06 伊達さんみたいなタイプは他にあまりいませんからね。(^^)
このままいくんじゃないでしょうか。
ところがどっこい、敵も然る者。
このあたりから、ミスがぐんと減る。
伊達さんの深いストロークをネットにかけることもなくなったし、ネットにつけば鮮やかなパスを見舞う。
やっぱ、世界のトップは違うなあ(ウォズニアックはそれでも30位台の中盤くらいだが)。
気づけば、5-5のタイに。
きりう 21:11 あれ?(^^;;;
masa 21:12 挽回されちゃいましたね。
前週に優勝した、韓国オープンの準決勝では、ファイナルセット5-0からマリア・キリレンコが猛然と追い上げ、5-4になったっけ。
最後に6-4で押し切った、あの展開をもう一度、ここで演じて欲しいが…
masa 21:20 相手もラリーのタイミングが合ってきているし、ミスも減ったかな。
ので、ここで決めないとヤバイかも。
このmasaさんの感想が全くそのとおりで、勝つとすれば6-5となったこのゲームが、最後のチャンスだったかもしれない。
しかし、ウォズニアックが冴える。
あっさりゲーム。6-6でタイブレークに突入である。
きりう 21:24 盛り上げますね
タイブレークでは、不運なポイント、惜しいポイントが続き、一挙にリードを広げられた。
流れが相手に行ってしまった感じ。
がんばりはしたが、結局2ポイントしかとれず、残念ながらこのセットはウォズニアック。
きりう 21:31 ガス欠じゃないといいんですがね…
伊達さんはこの日が39歳の誕生日。
見た目にはそんな年齢を感じさせない、アスリートとして実に素晴らしい身体をしている。
しかし、前日に前のトーナメントの決勝を戦い、ソウルから飛んできてのこの日の試合である。
さすがに、体力的には厳しいはずだ。
同年代といってもよいワタシ、そんなことが心配になる。
masa 21:32 残念。最後まで見れそうもないです。(泣)
きりう 21:34 このタイミングで席を立つひと、多いですね。
私は何とか最後まで見届けたいと思います。
masa 21:37 僕もこのタイミングで帰ります。僕の分まで応援をお願いします。お疲れ様でした。
きりう 21:40 了解。お疲れ様。後の応援は引き受けた!
masaさん、ここで帰宅を決意。
有明コロシアムは、ゆりかもめやりんかい線の開通で一昔前よりはアクセスが相当改善されけれど、至近・便利という立地でないのは今もって事実で、首都圏近郊にお住まいの方にもそろそろ帰宅の足が気になる時間になってきている。
ましてや、この日はまだ週の初め、月曜日だ。(^^;
やむを得ないわなあ。
で、再び、mixiでつぶやく。
きりう→mixiボイス ファイナルセット。うーん苦しい。
第3セット開始前にバスタイムブレーク(トイレ休憩)を取り、切り替えのきっかけをつかもうとしている伊達さん。
しかし、第1ゲームのサーブをいきなりブレイクされてしまう。
0-2から1-2に追い上げるも、1-4、2-4と、ウォズニアックのペース。
次の第6ゲームは、伊達さんのサーブ。
ここは調子よく40-0までとった。ここで簡単にキープすれば、勢いにのれる。
ここからマクりに入りたい、大事なポイントだ。
しかし、痛恨のダボ2つなどで、デュースにもつれ、そこからデュースの繰り返し。
息詰まる攻防、明らかにここは踏ん張りどころである。
ところがなんと、チャンスボール2つを連続でミス、結局、ブレークを許した。
あああ、これで終わったか。
きりう→mixiボイス 25です。厳しいな。
正直、もう帰る時間がきたのかな、と思い始めていた。
こういう展開なら、第2セットで帰った人たちが正解だったよなぁ、と若干恨めしげな気分。
ところが、ここからが伊達さんのタダモノではないところ。
相手の度重なるマッチポイントをしのぐしのぐ。
(確か、3本くらいはあったと思う。)
きりう→mixiボイス 45まで挽回。すごい精神力。
ここ集中、がんばれ!
キミコ、カモン!!
伊達さん、がんばって~!!!
観客席の声援。ああ、フェドカップのグラフ戦を思い出すなあ。
(あのときのワタシはテレビ観戦だったけど。笑)
しかし、追い上げもここまで。
最後は左右に振られ、ウォズニアックがボレーを決めて終戦。
きりう→mixiボイス 残念。でもいい試合でした
masaさんにもメールしておこう。
きりう 22:42 ファイナル4-6で残念。でもすごい精神力でした。恐るべきアラフォー。
この後、ヴィーナスの試合がありますが、さすがに帰らなきゃな。
masa 22:48 最終セットも接戦だったんですね。
また次の大会に期待しましょう。お疲れ様でした。
いやー、すごい。ほんと、大したもんだわ。
帰りの電車の中でも、目に焼きつけた伊達さんのプレイを思い出してみる。
クルム伊達公子、やはりあなたは強い!
イブニングチケット2000円、十分にモトをとった月曜夜だったのでした。
<おまけ>
ワタシのボイスを読んだマイミクの皆さんの声(抜粋)
■うらやましい!生伊達が見れるなんて。惜しかったですね。
■有明いったんすか!!!! いいなあ!いいなあ!!!
へへへ、すみませんです。(^^)
第5試合のクルム伊達公子vsウォズニアックに間に合いそうだったから。
そして、もうひとつの理由がこちら。
17時以降有効の「イブニングチケット」である。S席2,000円(通常は5,000円)。
リーズナブルで大変よろしい。(^^)
で、席に着いたときには、第4試合のシャラポワ対スキアボーネをやっていた。
シャラポワ負けてるじゃん。大丈夫か。
第2セット途中まではスキアボーネのシングルバックハンドの冴えに明らかに押されていたロシアの妖精(って言い方は日本だけらしいですね。海外では唸り声をあげて打つさまから、シベリアン・エクスプレスと言われているとか。関係ないけど。)、徐々にギアを上げて逆転、第3セットは一方的に取った。
いやいや、ここらへんが彼女の負けん気の強さなのだろう。
で、masaさんのブログに「時間的に見れるなら見に行こうかな」なんて書いてあったので、ケータイにメールしてみた。
きりう 19:17 いますか?私、いますが。(笑)
masa 19:19 いますよ。(笑)
きりう 19:21 やっぱり。(笑)
座席がだいぶ離れていることがわかり、一緒に観戦、とはいかなかったが、メールでおしゃべりしながらの観戦である。
きりう 19:48 いよいよ伊達さん、堪能しましょう。
masa 19:50 とっても楽しみ。しかしアップも濃いですね~
バックのダブルハンドって、昔からコンパクトでしたっけ?
きりう 19:54 フォームはほほとんど変わってないですよ。
masa 20:02 そっか~
生・伊達さんを見たのが今日が初めてで、
テレビではもう少し違ったイメージだった気が…
今のところ互角ですね。
伊達公子という選手、私は彼女がインターハイを制したあたりから注目していた。(古っ!)
「伊達といえばライジング」というのは今では衆知の事実だが、当時はなぜ彼女がこんなにも強いのかよくわからず、そのフォームをテニス雑誌の連続写真などでずいぶんと研究したものだ。
少なくともワタシの印象では、その頃とあまり変わっていないと思う。
しかし、パワーもスピードも当時より一層レベルアップしている今のテニスに通用しているってのは一体どういうことなのって感じ。
序盤、先にサービスブレイクを許すも、すかさずブレイクバック。
きりう 20:12 圧巻のリターンでしたね。これぞライジング!
masa 20:26 ライジングかどうかこの位置だと判別しづらいかな。(苦笑)
両者ともサーブよりストロークが勝っているので、
どうキープするかが勝負所ですね。
きりう 20:29 ライジングかどうかは見るよりも音のリズムを聞いていた
方がわかりやすいですよ。
伊達さんのリターンのテンポは対戦相手のウォズニアックより確実に早い。
これがかつて世界を席巻したライジング・サンなんだよなあ、と妙な感慨にふけってしまった。
過去を振り返りがちな昨今、ワタシもいいトシである。(苦笑)
競り合いながらも相手にリズムを与えず、スライスをまぜるなどの緩急でミスをさせる試合巧者ぶり。
なんだかんだと、7-5でファーストセットを取ってしまった。
この感動をもっと大勢に共有すべきだな、と思ったワタシ、mixiの新機能「ボイス」につぶやいてみる。
きりう→mixiボイス 伊達さん、第1セット先取!
masa 20:40 取っちゃいましたね。
きりう 20:41 さすがです。(^^)
観戦とメールとmixi。ちょっと忙しいぜ。(^^;
第2セット、伊達さんは相手のミスを誘う戦略を繰り返すのではなく、ネットプレイを多く混ぜてきた。
勝っているときはそれを続けるのがセオリーと思うのだが、その枠にとらわれない発想、という感じ。
果敢に出て攻め続ける。
最初はこれが裏目に出たのか0-2とリードされたが、その後にひっくり返した。
第2セット5-2。勝利は目前である。
masa 20:59 また逆転しましたね。内容が凄いです。相手としてはやりづらいのかな。
きりう 21:06 伊達さんみたいなタイプは他にあまりいませんからね。(^^)
このままいくんじゃないでしょうか。
ところがどっこい、敵も然る者。
このあたりから、ミスがぐんと減る。
伊達さんの深いストロークをネットにかけることもなくなったし、ネットにつけば鮮やかなパスを見舞う。
やっぱ、世界のトップは違うなあ(ウォズニアックはそれでも30位台の中盤くらいだが)。
気づけば、5-5のタイに。
きりう 21:11 あれ?(^^;;;
masa 21:12 挽回されちゃいましたね。
前週に優勝した、韓国オープンの準決勝では、ファイナルセット5-0からマリア・キリレンコが猛然と追い上げ、5-4になったっけ。
最後に6-4で押し切った、あの展開をもう一度、ここで演じて欲しいが…
masa 21:20 相手もラリーのタイミングが合ってきているし、ミスも減ったかな。
ので、ここで決めないとヤバイかも。
このmasaさんの感想が全くそのとおりで、勝つとすれば6-5となったこのゲームが、最後のチャンスだったかもしれない。
しかし、ウォズニアックが冴える。
あっさりゲーム。6-6でタイブレークに突入である。
きりう 21:24 盛り上げますね
タイブレークでは、不運なポイント、惜しいポイントが続き、一挙にリードを広げられた。
流れが相手に行ってしまった感じ。
がんばりはしたが、結局2ポイントしかとれず、残念ながらこのセットはウォズニアック。
きりう 21:31 ガス欠じゃないといいんですがね…
伊達さんはこの日が39歳の誕生日。
見た目にはそんな年齢を感じさせない、アスリートとして実に素晴らしい身体をしている。
しかし、前日に前のトーナメントの決勝を戦い、ソウルから飛んできてのこの日の試合である。
さすがに、体力的には厳しいはずだ。
同年代といってもよいワタシ、そんなことが心配になる。
masa 21:32 残念。最後まで見れそうもないです。(泣)
きりう 21:34 このタイミングで席を立つひと、多いですね。
私は何とか最後まで見届けたいと思います。
masa 21:37 僕もこのタイミングで帰ります。僕の分まで応援をお願いします。お疲れ様でした。
きりう 21:40 了解。お疲れ様。後の応援は引き受けた!
masaさん、ここで帰宅を決意。
有明コロシアムは、ゆりかもめやりんかい線の開通で一昔前よりはアクセスが相当改善されけれど、至近・便利という立地でないのは今もって事実で、首都圏近郊にお住まいの方にもそろそろ帰宅の足が気になる時間になってきている。
ましてや、この日はまだ週の初め、月曜日だ。(^^;
やむを得ないわなあ。
で、再び、mixiでつぶやく。
きりう→mixiボイス ファイナルセット。うーん苦しい。
第3セット開始前にバスタイムブレーク(トイレ休憩)を取り、切り替えのきっかけをつかもうとしている伊達さん。
しかし、第1ゲームのサーブをいきなりブレイクされてしまう。
0-2から1-2に追い上げるも、1-4、2-4と、ウォズニアックのペース。
次の第6ゲームは、伊達さんのサーブ。
ここは調子よく40-0までとった。ここで簡単にキープすれば、勢いにのれる。
ここからマクりに入りたい、大事なポイントだ。
しかし、痛恨のダボ2つなどで、デュースにもつれ、そこからデュースの繰り返し。
息詰まる攻防、明らかにここは踏ん張りどころである。
ところがなんと、チャンスボール2つを連続でミス、結局、ブレークを許した。
あああ、これで終わったか。
きりう→mixiボイス 25です。厳しいな。
正直、もう帰る時間がきたのかな、と思い始めていた。
こういう展開なら、第2セットで帰った人たちが正解だったよなぁ、と若干恨めしげな気分。
ところが、ここからが伊達さんのタダモノではないところ。
相手の度重なるマッチポイントをしのぐしのぐ。
(確か、3本くらいはあったと思う。)
きりう→mixiボイス 45まで挽回。すごい精神力。
ここ集中、がんばれ!
キミコ、カモン!!
伊達さん、がんばって~!!!
観客席の声援。ああ、フェドカップのグラフ戦を思い出すなあ。
(あのときのワタシはテレビ観戦だったけど。笑)
しかし、追い上げもここまで。
最後は左右に振られ、ウォズニアックがボレーを決めて終戦。
きりう→mixiボイス 残念。でもいい試合でした
masaさんにもメールしておこう。
きりう 22:42 ファイナル4-6で残念。でもすごい精神力でした。恐るべきアラフォー。
この後、ヴィーナスの試合がありますが、さすがに帰らなきゃな。
masa 22:48 最終セットも接戦だったんですね。
また次の大会に期待しましょう。お疲れ様でした。
いやー、すごい。ほんと、大したもんだわ。
帰りの電車の中でも、目に焼きつけた伊達さんのプレイを思い出してみる。
クルム伊達公子、やはりあなたは強い!
イブニングチケット2000円、十分にモトをとった月曜夜だったのでした。
<おまけ>
ワタシのボイスを読んだマイミクの皆さんの声(抜粋)
■うらやましい!生伊達が見れるなんて。惜しかったですね。
■有明いったんすか!!!! いいなあ!いいなあ!!!
へへへ、すみませんです。(^^)