2007年10月23日
フェアプレイ精神
一昨日の区民大会シングルスの日、待ち時間中にちょっとした事件があった。
同日に開催されていた、初級女子シングルスの試合でトラブルがあったのだ。
スコアだかジャッジだかでもめて、コート上で言い合う2選手。
大会役員も交えて4名で協議するのだが、全く終わる気配がない。延々、1時間以上。
そこのコートが使用できないので、控えに入っていた試合はコート変更になっていった。やれやれ。
まだやってるよ、と思いながら、自分の試合が近づいてきたのでその場を離れたが、
その後、ふと戻って見てみると、先ほどもめていた2選手がコートに入っている。
しかも、審判台に大会役員が!
観戦者の会話から察するに、もめたポイントから再開になったようだ。しかも第三者の監視つき。
ほほう、と思って眺めていると、ボールがライン際のきわどいところにいった。
コールがなく大会役員がセーフの手信号を出したのだが、一拍遅れてのアウトコール。
第三者がついたと言ってもセルフジャッジルールは継続。どう見ても怪しいんだが、選手のコールが優先。
そして、なんと、これがマッチポイントだったようで、アウトコールをした選手の勝ちとなった。
負けた選手はコートを出た後、仲間にブーブー文句を言っていた。
(しかも仲間が煽るんだな。「あれもこれもそれもどれも入ってたわよ、ってね」)
見ているこっちまで後味が悪い試合だった。
きりうの対戦者はクリーンなジャッジでよかったよ、ホント。(^^;
*******
同じ日、相方はテニススクール生が対象のスクール大会に出ていたのだが、
こちらでも、ジャッジが問題になっていたそうである。
その大会で優勝したのは、この日、最後まで自分に有利なジャッジをし続けた人だったそうだ。
相方ペアもこの優勝者にラウンドロビン初戦で敗退したが(最終的には2位トーナメント優勝)、
怪しい判定がやはり何本かあったとのこと。
何より、見ている者の反感を買ってしまったのは、決勝戦でのジャッジらしい。
決勝の相手は、将来有望なジュニアクラスの小学生。
スクール大会とはいえ、大人を相手にして堂々の決勝進出だから、かなりの腕である。
その小学生相手にも、きわどいボールは全部アウトにしたようだ。
ジャッジミス自体はよくある話で、「1本2本はお互い様」は、トーナメントプレイヤーなら常識。
でも、どうも度を越した悪質さだったとのことである。
見ていたコーチ陣も頭を抱え、ため息をついて嘆いていたという。
そうまでして勝ちたいのだろうか。
将来のある子供に、そんな姿を見せて恥ずかしくないのだろうか。
たぶん、このような問いは、どんな汚い手を使っても勝つという価値感の人には無縁なのだろう。
そんなのは自らの価値を貶めることなんだけどなあ。
優勝するよりも、自分の信用を落とすことの方が、絶対にダメージがでかいと思うんだが。
強いプレイヤーである以前に、フェアなプレイヤーでありたいと思った週末でした。
息子にもよく言って聞かせねば。(^^;
同日に開催されていた、初級女子シングルスの試合でトラブルがあったのだ。
スコアだかジャッジだかでもめて、コート上で言い合う2選手。
大会役員も交えて4名で協議するのだが、全く終わる気配がない。延々、1時間以上。
そこのコートが使用できないので、控えに入っていた試合はコート変更になっていった。やれやれ。
まだやってるよ、と思いながら、自分の試合が近づいてきたのでその場を離れたが、
その後、ふと戻って見てみると、先ほどもめていた2選手がコートに入っている。
しかも、審判台に大会役員が!
観戦者の会話から察するに、もめたポイントから再開になったようだ。しかも第三者の監視つき。
ほほう、と思って眺めていると、ボールがライン際のきわどいところにいった。
コールがなく大会役員がセーフの手信号を出したのだが、一拍遅れてのアウトコール。
第三者がついたと言ってもセルフジャッジルールは継続。どう見ても怪しいんだが、選手のコールが優先。
そして、なんと、これがマッチポイントだったようで、アウトコールをした選手の勝ちとなった。
負けた選手はコートを出た後、仲間にブーブー文句を言っていた。
(しかも仲間が煽るんだな。「あれもこれもそれもどれも入ってたわよ、ってね」)
見ているこっちまで後味が悪い試合だった。
きりうの対戦者はクリーンなジャッジでよかったよ、ホント。(^^;
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同じ日、相方はテニススクール生が対象のスクール大会に出ていたのだが、
こちらでも、ジャッジが問題になっていたそうである。
その大会で優勝したのは、この日、最後まで自分に有利なジャッジをし続けた人だったそうだ。
相方ペアもこの優勝者にラウンドロビン初戦で敗退したが(最終的には2位トーナメント優勝)、
怪しい判定がやはり何本かあったとのこと。
何より、見ている者の反感を買ってしまったのは、決勝戦でのジャッジらしい。
決勝の相手は、将来有望なジュニアクラスの小学生。
スクール大会とはいえ、大人を相手にして堂々の決勝進出だから、かなりの腕である。
その小学生相手にも、きわどいボールは全部アウトにしたようだ。
ジャッジミス自体はよくある話で、「1本2本はお互い様」は、トーナメントプレイヤーなら常識。
でも、どうも度を越した悪質さだったとのことである。
見ていたコーチ陣も頭を抱え、ため息をついて嘆いていたという。
そうまでして勝ちたいのだろうか。
将来のある子供に、そんな姿を見せて恥ずかしくないのだろうか。
たぶん、このような問いは、どんな汚い手を使っても勝つという価値感の人には無縁なのだろう。
そんなのは自らの価値を貶めることなんだけどなあ。
優勝するよりも、自分の信用を落とすことの方が、絶対にダメージがでかいと思うんだが。
強いプレイヤーである以前に、フェアなプレイヤーでありたいと思った週末でした。
息子にもよく言って聞かせねば。(^^;